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夢は世界一周旅行の添乗員

木皿 恵 さん(文学部2回生)
(2008年5月7日掲載)

入学式後の新歓祭で、エクステンションセンターが主催の「旅行業取扱管理者資格試験対策講座」というチラシをもらいました。「将来は、国内・海外で飛びまわれる仕事がしたい」という思いを持っていたので、「旅行」であれば、仕事でも楽しく前向きに働けるのではないかと思い「旅行業取扱管理者」の資格を取ろうと決めました。同じ頃、「大学生活は自ら進まなければ無駄な時間になるよ。」という先輩からのアドバイスがあったこともきっかけだったかもしれません。

授業は5月からスタートし、9月に「国内旅行業取扱管理者試験」、10月には「海外旅行業取扱管理者試験」を受験しました。日々の学習に加えて夏休みを勝負どころと位置づけて一日最低6時間は教室や図書館で自学自習をしました。大学受験生さながらの勢いだったと思います。

旅行業の勉強は、想像以上に暗記力が求められます。旅行業に関る法律や国内外の地理、鉄道名、運賃表、名所の名称などなど覚えることが非常に多く、能力の限界を感じたこともありました。また、同じ回生の受講生がおらず、気軽に励ましあえる仲間がいなかったことで精神的なストレスも少なからず溜まってしまったこともありました。しかし、講師の方が毎回の小テストの後に必ず声を掛けてくれたり、「いつか楽に覚えられる日が来る。継続して頑張ることが重要」と励ましてくれたことが大きな支えになりました。

今年度は所属している英語サークルの会長に任命されたので、運営をしっかりできるようにマネジメント力を身につけたいと思います。また、3回生の冬にはイタリア文化プログラムへの短期留学が決まっています。今後はこれらの経験をキャリアへとつなげていけるよう、卒業論文や就職活動においても、旅行業の知識やイタリア語の力を活かしたいと考えています。

大学生活は、自ら行動しなければあっという間に4年間が過ぎていってしまいます。大学での日々は、時間的拘束や叱られることもなく、自由な毎日です。その中で、自分をしっかり保つためにも、自ら目標をもって積極的に行動することは何よりも大事です。私は、旅行業の資格取得のため、入学してすぐに受験勉強漬けの毎日を送ったことで、伸び伸びと大学生活を謳歌している友人を見ていると、自分の行動に疑問をもった時もありました。けれども、今は、達成感と充実感、苦しかった日々は自信へとつながり、目標へチャレンジする意味を見つけました。将来の夢は、自ら添乗員として両親に世界一周旅行をプレゼントしたいです。


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