僕は2回生の春休みに、法学部の特別プログラムである「法政海外フィールドスタディ」に参加し、3週間アメリカのワシントンD.Cにあるジョージタウン大学へ短期留学をしました。「日本との違いを肌で感じたい」と思い留学したものの、現地では思うように英語でコミュニケーションを取ることができず不完全燃焼な3週間を過ごしてしまいました。そこで帰国後、改めて英語を本格的に学ぶ必要性を感じました。実はもともと英語に対しては苦手意識があり、大学受験の際にも最も苦労した科目でした。しかしこれから社会に出て行くにあたって、語学運用能力は必須であると考え、苦手意識を克服するためにもCLA(言語習得センター)のTOEIC®講座を受講することにしました。
講座はリスニング、リーディングに分かれどちらもグループワークを中心に行われました。常に会話は英語で、何気ない会話を通じて語学力が磨かれたと思います。また、テキストはTOEIC®の攻略本ではなく、実用的なケーススタディにまとめられており、社会人になっても役立つ内容でした。受講してすぐに受験したTOEIC®の試験では700点のスコアを取得。さらに12月の試験では860点までスコアを伸ばすことができました。
クラスは少人数制であり、非常にアットホームな雰囲気で楽しんで受講することができました。また講師の方もフレンドリーで、他の勉強の方法と違ったアプローチから学んだことも多くありました。また、一個人として、これからの人生に対してアドバイスも頂きました。このように、CLAでTOEIC®講座を受講し、語学力が向上した以上に、話し相手の真意、つまり相手の考え方や、それに至った背景を聞き取ることができるようになりました。「相手が何を伝えたいのか」コミュニケーションを通じ、その真意を探る力がついたことが大きな成果だと思っています。
在学生のみなさんには4年間という時間を大切に、自分らしく色々なことにチャレンジして欲しいですね。勉強するにしても、アルバイトやサークル活動に対しても何か目標をもって、終わったあとには何かが残るように取り組んでほしいと思います。
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