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Student's Voice

現地で「生きた」異文化を学ぶ

橘 知恵子 さん(国際関係学部3回生)
高麗大学(韓国)交換留学に参加
(2008年10月6日掲載)

私は2回生の3月から12月までの9ヶ月間、韓国の高麗大学に交換留学しました。
韓国には小さな頃から興味がありましたし、入学前にも何度か訪れたことがありました。そのころの印象は近くにあるのに知らないことがたくさんある国というもの。しかし、ハングルやその発音には、日本語とはまた違った独特の美しさがあり、不思議と韓国の文化は自分にしっくりくるとも感じていました。その後、2002年には日韓ワールドカップがあり、一気に映画などをはじめとする文化が双方で紹介されました。その中で私はまだまだ、互いに知らない部分がたくさんあるのではないかと感じていたんです。

韓国には10校ほど協定校がありますが、私はその中から高麗大学を選びました。高麗大学はソウル北部にあり、シャトルバスが広大な敷地の中を走っています。留学中は外国人寄宿舎に滞在。留学に際して立命館大学の奨学金(学費の1/2免除)に加え、在日韓国人財団の奨学金をいただくことができたので、滞在中の生活費、渡航費などを賄うことができました。この奨学金については国際課から教わり、韓国へ一緒に交換留学した子と一緒に応募しました。この奨学金がなかったら交換留学は実現しなかったと思います。

韓国で特に刺激を受けたのは、勉強への姿勢です。就職の際、韓国では日本よりも英語力が企業から求められるため、みんな必死に勉強していました。また、小学生から毎日塾に通い、高校では朝6時半にスクールバスが迎えにきて、家に帰ったら夜12時になっているという3年間を過ごすとも聞きました。大学も日本の大学と違い、24時間開放されていることに驚きました。

将来は留学した経験を生かして、東アジアの外交関係の仕事に携わりたいと思っており、外交官試験の受験を考えています。現在は、NHKの韓国語ラジオ放送をインターネットで聞いたりして韓国語を忘れないよう、努力をしています。

留学に関して、費用面がネックになる場合もあると思いますが、立命館大学の交換留学には学費が半額される奨学金があるなど充実しています。私のように、現地で奨学金をもらえる場合もあるので、費用面で留学は無理だと決めつけないで、まずは国際センターに相談してみてください。国際センターでは多くのアドバイスも貰え、留学を体験した学生の報告書を読むこともできます。選択肢は数多くあるので、留学に興味があるなら、あきらめずに挑戦して欲しいと思います。国内の大学生活から得られるものも大きいですが、留学での経験も、必ずプラスになると思います。


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