学生時代に産業社会学部主催の「社会福祉士を目指す人へ」という講演会に参加したことがきっかけで、福祉住環境コーディネーターの資格取得を目指しました。講演は、実社会で活躍されている方をゲストスピーカーとして招き、対話形式で進められていました。そのゲストスピーカーの中に私の内定先である株式会社INAXの方がおられ、福祉住環境コーディネーターの資格取得を目指しているとのお話を聞きました。就職活動を終え、卒業前に何か勉強をしたいと考えていた私は、資格取得後に実務として活用できるこの資格に興味をもち、勉強を始めました。
8月からエクステンションセンターを利用して、講義を受講。講義では非常に分厚い参考書を基に、細かい数字や専門用語を理解して覚えなければならず、受験勉強中も合格できるのか非常に不安な日々でした。ただ、この資格は取得して終わりではなく、今後の就職先で必ず役立つ知識になると確信していたため、諦めずに取り組めました。理解できない点や複雑な内容に関しては、自分なりにノートを作ってまとめ、ひたすら問題を解くというスタイルを貫きました。
その甲斐あって、11月下旬に行われた試験に合格することができました。この資格を取得したことで、今後の営業活動においても説得性や論理性を発揮していけると思います。また、4年間オリターとして活動した中で培った予算管理や企画提案、実現へ向けて実行に移す力などは、就職後の提案セールスでも役立つスキルであると思います。福祉住環境コーディネーター1級についても、オリターでの経験を活かし計画的に学習を行えたことが資格取得につながったのだと思います。
資格取得に関して、立命館大学はエクステンションセンターをはじめとした支援が充実しています。大学で経験したことは必ず成長に繋がると思います。やりたいことや興味のあることが見つかった際には、大学の支援を大いに活用して積極的に取り組んでください。
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