私が教師を目指そうと思ったきっかけは、中学時代の恩師との出会いです。親身になってサポートしていただいたことに感動し、「教育」の世界で仕事をしたいという気もちが芽生えました。その後、高校時代にボランティアという立場で小学校部活動の指導補助を始めたことがきっかけで、教師になろうという気持ちを強く持つようになりました。
子どもを取り巻く社会全体を視野に入れながら「教育」について学んでいきたいと考え、立命館大学産業社会学部の人間福祉学科を選びました。学部の授業やゼミでの研究を通し、人間発達や人間福祉に関して深く学べたことは、大変ためになったと思っています。
現在は、学部の専攻の他に教職課程、副専攻、小学校教諭免許状取得プログラム(聖徳大学方式)、教職支援センターでの教員採用試験対策講座と様々な講義やプログラムを受講しています。また、学校インターンシップ、学校ボランティアにも参加し、実際の学校現場で多くのことを学んでいます。在学中に小・中・高・特別支援の教員免許取得をしたいと考えています。
多くの履修科目をこなしながらインターンシップやボランティア活動に参加するには、時間の使い方を良く考えなければなりません。また、私の場合は小学校教諭免許状取得のために大学での勉強と並行して聖徳大学のプログラムも受講しています。カリキュラムにレポートとスクーリングが含まれているため、特に計画を立てる苦労がありました。
しかしインターンシップやボランティア活動の中で、現場の先生方にご指導いただいたり子どもたちと関わったりしながら得る「学び」には、大変大きな意義があります。また、私と同じく聖徳プログラムを受講する仲間で作った自主ゼミでは、同じ目標を持った仲間同士、互いに切磋琢磨しながら時に楽しく勉強に励んでいます。教職支援センターでは、教職に関するたくさんの情報を提供していただいているだけでなく、先生方や職員の方々にも親身になってサポートしていただき、大変心強く感じています。教職支援センターが尚学館から至徳館に移って、勉強しやすい環境も整ったので、今後さらに活用していきたいと思います。
残りの大学生活では、主専攻の研究課題をより深く学び追求すると同時に、小学校教諭としての専門的な力量を高めることを意識しながら、目標に近づく努力をしようと考えています。単に教員採用試験の合格を目指すのではなく、現場の子どもたちに「応えられる」教師になることを目指し、同じ目標をもった仲間たちと助け合い励まし合いながら学んでいきたいと思います。
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