ボランティアをする

Point 社会の一員としての責任感や積極性、協調性を身につける
Point 環境、国際、福祉など様々な分野でボランティア活動を実施
Point 何でも相談できる専門のコーディネーターがサポート
Student's Voice

人との出会いを大切に、
ボランティアを続けていきたい

吉永莉絵 さん(政策科学部1回生)
2008年4月~学生コーディネーターを始める。現在も活躍中。
(2008年12月5日掲載)

私はもともと中学・高校生の時からボランティア活動に興味があり、携わっていました。大学でもボランティアをしたいと思っていたので、合格直後から何かボランティアができる団体はないのだろうかと探していたんです。そんな時、ボランティアセンターが発行している「River」というニューズレターをみて、学生コーディネーターのチラシを見つけました。その瞬間「これだ!」と感じ、入学したと同時に学生コーディネーターに応募しました。採用後は1日かけて学生コーディネーターに求められるものやマナーなどを学ぶ研修があります。学生コーディネーターはボランティアセンターの学生スタッフということで、大学やセンターを通して依頼が来るので、非常に活動しやすいのが大きな特徴ですね。高校生の時にしていたボランティアは、個人で活動していたため、なかなか情報が集まらず、また受け入れてくれる所も少なかったので苦労しましたが、現在はしっかりとしたサポートのもとで活動できています。

学生コーディネーターになるためには「とにかくボランティアをやりたい!」という気持ちが一番大事です。毎セメスターの始めに学生コーディネーターを募集しているので、ぜひ少しでも興味のある方はチャレンジしてみて欲しいですね。主な活動としては毎週火曜日に18:00~行っているぼらカフェ、夏に「Let's Summer Volunteer !」と冬に「ホップ・ステップ・ボランティア」というボランティア体験プログラムを行っています。

その中で私は夏の「Let's Summer Volunteer !」に関りました。このイベントには20種類以上の団体に参加していただき「子ども、環境、障がい、高齢者、国際」のジャンルに分けて、ボランティアの受け入れ先を紹介しました。この企画に参加していただく団体には、自分たちで交渉をして参加をお願いしました。団体の方々にとっても、ボランティアに興味のある学生の方の両方に満足してもらえるイベントになるよう毎日遅くまで準備をしました。その分、当日に参加した方々から「参加してよかった、相談してよかった」という声をかけていただいたときは、本当に嬉しかったですし、やりがいも感じましたね。

学生コーディネーターは、現在約15名。スタッフの人数も少ないので、一人ひとりに任せられる仕事量が多く、責任も重くなりますが、仕事や責任感が大きい分、やりがいも非常にあります。私自身、コーディネーターになる前より、積極的に意見を言えるようになり、「主体性」が身についたように思います。まだ先輩コーディネーターに頼る部分も多いですが、先輩たちがいたからこそ今の自分があるんだと思います。

今後は、コーディネーターやボランティアセンターの仕事を広めていって、コーディネーターの認知度を上げていきたいですね。人と接することやコミュニケーションをとることが大好きなので、今後も人との出会いを大切にしていきたいです。私にとってボランティアとは「自分を作ってきたもの」です。さまざまな人との出会いや教えていただいた事などを通し、自分の中で常に新しい発見がありますし、ボランティアを続けていると自分の成長も見えてきます。そこがボランティアの魅力だと思っています。

 

取材・文/山西悠祐(産業社会学部3回生)

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