立命館大学では1年間を前期・後期2つのセメスター(学期)に分けていますが、前期セメスターも残すところあと1ヶ月!そして新入生にとっては、大学生活はじめての定期試験期間を迎えます。
高校での学習方法とは異なり、大学では論述形式の試験やレポート課題の提出が求められたりと、各テーマや問題に対して、常に自分の意見をまとめて論じアウトプットすることが必要となってきます。

そこで、今回のR探偵団では、「レポート課題」に注目し、取り組み方をご紹介。
その中でも特に注意したい作成の流れと、提出にあたっての留意点を教務課の山口岳士さんに伺いました。

『レポート試験の成績評価の基準は、他の定期試験と同様です。(履修要項「本学での履修」を参照)
参考文献からの引用(ホームページも含みます)や、他人の意見・考えをそのまま自分の意見としてレポートを作成することは、ふさわしくない行為です。
学生のみなさんには、レポートを作成する際「自分の考え方や意見を述べなくてはならない」という点に注意し、そう心掛けて取り組んでほしいと思います。さらに、参照した文献及び情報については、必ずレポートに脚注や注記をつけて表示するようにして下さい。
また、書籍の著者の意見や考えなど、他人の意見を直接、レポート本文に引用する場合には、その部分を「」で囲み、引用したものであることを示す必要がありますね。
作成したレポート課題には、各所属学部事務室に置かれている指定の表紙をつけて、期限までにレポート論題掲示で指示された方法で提出して下さい。この表紙は、各学部によって色分けされています。
全学部の統一締切日も設けられていますが、最終日の統一受付会場には、毎年ものすごい数の学生が来て混雑します。また、締め切り時刻間際にプリンターが壊れた、パソコンにトラブルが起こった、バスが遅れた・・などの不測の事態が起こっても、締め切りを過ぎると受けつけられないので、時間に余裕を持って提出することを心掛けてほしいですね。
提出の際には、授業コードの写し間違いや、表紙の貼り間違い、ホッチキスでしっかり留めたか・・など細かな所まで誤りがないかもう一度、確認して下さい。特に表紙の貼り間違いをすると、せっかく苦労して作った自分のレポートが採点されないこともあります。
学生のみなさんには、「レポート受領書を受け取るまでが試験」だということを意識し、レポート課題に取り組んでほしいと思います。
また、図書館ではみなさんのレポート課題作成に役立つ「図書館ガイダンス」を実施しています。図書館には様々な書籍、雑誌、データ資料がありますが、ガイダンスではそれらの検索方法を学ぶことができ、図書館をもっと有効に使えるようになると思います。ぜひ一度、参加してみてください』

全学部の統一締切日について
2008年度は7月29日(火)になります。
提出場所は、衣笠キャンパス:以学館地階 以学館食堂
BKC:エポック立命21 エポックホール  まで

※統一締切日の提出締め切り時間は、例年、大変混雑します。
 出来るだけ余裕を持ってレポート提出するように心掛けましょう!!

[リンク] レポート作成に欠かせない様々な情報が満載!! 図書館のホームページ

 

 

今回はレポート作成に関しての、学生広報スタッフの体験談を紹介します!

レポート試験に関してのアナウンスは、各学部の履修要項にも毎年、記載されています。
新入生をはじめ、学生のみなさんは実際に目を通して、レポート課題への取り組み方を再確認しましょう!レポートや論文で自分の考え方をまとめる際には、出来るだけ多種多様な文献を幅広く読み、そこから知識を得て、自分の考えを構築していくことが重要なプロセスではないでしょうか?
その様な点を意識して、レポートを作成すれば、質の良いレポートができると思います。