みなさんが学ぶ上で欠かせないツールの1つである「図書館」。
ゆっくり小説を読んだり、文献や新聞、雑誌で情報収集したりと、普段何気なく利用している図書館ですが、みなさんにさらに活用してもらうべく、新たな取り組みがいくつも行われています。
今回は、図書館と学生のみなさんをぐっと近づけ、もっと楽しんで活用してもらうために様々なサービスや企画をしている図書館サービス課の栗谷さんにお話を伺いました。

『立命館大学には、衣笠キャンパスに3館、BKCに2館、朱雀キャンパスに1館の図書館があり、それぞれ機能に合わせて置いてある本の種類が違います。

現在、図書館が行っている人気の高い企画の1つに「読楽(どくがく)コーナー」があります。これは2007年秋からスタートしたもので、図書館で購入している専門書や学術本以外に、以前から希望の多かった「読み物」を充実させて紹介しています。文学賞を受賞した話題の小説やベストセラー、テレビドラマの原作本などもおいており、貸し出し率も急上昇中です。書店や大学生協での売り上げTOP10を参考にしているので、学生のみなさんには興味を持ってもらえる本が多いのではないでしょうか? 本のラインナップが一目でわかる冊子も置いてあるので、もし本が貸し出されていても、どんな本が借りられるのか見ることができます。また、2008年度は図書館でライブラリースタッフとして活躍してくれている学生が、コーナーの一部の本をテーマごとに分かりやすく紹介しています。

その他に「教員お薦め本」というコーナーもあります。これはBKCでは2007年から、衣笠キャンパスでは今年の秋から始まったもので、衣笠図書館・メディアセンター・メディアライブラリーで、各2人の先生がコメントとともに本を学生へ紹介しています。キャンパスによって紹介する先生が違うのも見どころ。先生のお薦めといっても、専門書ばかりではなく哲学書や小説などさまざまです。1~2ヶ月に1度の更新を楽しみにしている利用者の方も多いようです。昨年は1度も貸し出しがなかったのに、先生に紹介された後、何度も貸し出しされた本もあるんですよ。図書館のホームページにも過去に紹介された本のバックナンバーが掲載されているので是非チェックしてみてください。

このほかにも図書館を便利に楽しく使えるサービスがいっぱいあります。例えば、蔵書検索システム(RUNNERS)は年々進歩しています。家にいながらの蔵書検索はもちろん、レインボーIDで他キャンパスにある本の予約や購入・リクエストもできます。また今年から、本の予約の待ち人数も確認できるようになりました。図書館の利用方法についてのガイダンスも随時、開催中。キャンパス内にある立て看板やホームページで確認してください。衣笠キャンパスでは、事前にガイダンスを受けると通常の3倍以上の書物がある書庫に入る事ができるようになるので、是非ガイダンスを受けて活用してください。シラバスに掲載されているテキスト・参考書は全て揃えてあるなど、図書館の情報量は絶大です。いつ来ても変化のある図書館になるよう、これからもサービス向上に取り組んでいくので、みなさんもどんどん利用してください。

 

図書館関連リンク

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教員お薦め本
蔵書検索

 

 

学生広報スタッフが図書館で働くライブラリースタッフに突撃取材しました!

経営学部4回生 富樫優香さん
私がライブラリースタッフになったのは、2回生のとき。元々本が好きだったというのもあり、スタッフ募集のポスターを見て応募しました。仕事は主に本の返却や本棚の整理などです。活動を通して、まだ自分が知らなかった面白い本を見つけた時や、利用者の質問に答えられた時は嬉しいです。スタッフ同士の仲もよく、みんなと企画してポスターをデザインしたり、お薦めコーナーを作ったり、とてもクリエイティブな作業に関われる面もあって楽しいです。また、利用者に向けた取り組みで、学内資料の検索方法(RUNNERS)や、館内各階を巡りながら図書館の施設・資料の利用方法について詳しく説明する「図書館ツアー」などのガイダンスはスタッフの大切な仕事の1つです。 ライブラリースタッフは腕章を身につけて館内にいます。分からないことがあれば、気軽にいつでも聞いてくださいね。

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