2007年10月に誕生した立命館のコミュニケーションマーク「R」。
これまでに様々な「R」グッズが販売されていますが、今年11月1日(土)に行われたオール立命館校友大会2008では、新しいグッズが数多くデビューしました。
実は、これらのグッズは校友(卒業生)と在学生も加わったチームが企画したもの。
今回のR探偵団では、新しい「R」グッズのラインナップや特徴、それぞれのグッズにこめられた想いなどを紹介します。

まず、新しい「R」グッズが作られた経緯について、2008年1月に行われた第1回「R」マークプロモーションコンテストの審査委員長である本郷真紹副総長にお聞きしました!

『コミュニケーションマークには、立命館学園の学生、教職員、校友(卒業生)など、構成員全員の心を一つにしたいという思いが込められています。このマークを多くの人に知ってもらうため、2008年1月に第1回「R」マークプロモーションコンテストを開催しました。コンテストでは、グッズプランと、プロモーションプランの2部門に学生や教職員、校友の方々から、合わせて357件もの応募があり、審査の結果、優秀賞、最優秀賞などの受賞作品が決定しました。

[リンク→]第1回「R」マークプロモーションコンテストの詳しい報告はこちら

そして、このコンテストの受賞作品の中から、実現可能なものを検討し、今年11月1日(土)に行われたオール立命館校友大会2008に向け、コンテストに参加した立命館の在学生、卒業生、生協、クレオテック、事務局からなるプロジェクトチームを立ち上げ、商品開発を進めてきました。

今回デビューした「R」グッズのコンセプトは、「ロゴ自身も+R」。
これは「R」マークとともに制定された立命館大学のタグライン「+R 未来を生みだす人になる」の「+」に着目したもので、厚みのあるRが特徴です。
また、今回グッズ製作に協力してくれた学生の方の声も、作業を進めるにあたり、大変参考になりましたね。発想が斬新ですし、学生の立場から見た「使いやすさ」など、率直な意見を聞くことができました。

現在は、第2回「R」マークプロモーションコンテストの応募作品を募集中(12月10日締切)です。
今回は広く社会一般に「R」を認知してもらうプロモーション部門と、映像を使ったスクリーンセーバー部門に分かれています。入選したアイデアは、09年中に実現を検討しますので、在学生のみなさんもどんどん応募してほしいですね。

「R」マークが誕生して1年。このマークが更に皆さんの身近な存在になるように、学生や教職員、校友の方々の力を借りながら、これからも様々な展開をしていきたいと考えています』

[リンク→]第2回「R」マークプロモーションコンテストへの詳しい応募方法はこちら

 

今回、学生広報スタッフがRグッズ製作に関わった方に突撃取材しました!

株式会社クレオテック 商品販売事業本部
第1販売営業部 店舗営業課 山口善昭さん

今回のRグッズは「ひと手間かけたグッズ」を中心に作ってみました。新たに4つのグッズが増えたので、それぞれご紹介します。

新グッズ #1

Rメモパッド

まず、横から見た時に、「R」の立体感があるようなメモパッドに仕上げました。
ミシン目入りで切り離しも簡単!!メーカー・紙質も日本製にこだわり、メモパッドの発色も立命館のカラーである、綺麗なえんじの色がでるように、メーカーと調整を重ねました。

新グッズ #2

ブックマーカー

もともとは材質を紙にしたブックマーカーを作る予定で始めましたが、金属性にし、色もえんじと銀の2色にした方が「高級感も出て、見栄えがするのでは」という話になり、出来上がったものなんです。使いやすい大きさにし、本に挟んだ時に、「R」の文字が浮きあがるようなデザインにしました。

新グッズ #3

マフラータオル

このタオル、長めに仕上げているのには理由があって、首に巻いた時に「+」と「R」が両方見えるようなデザインになっているんです。日本のタオル産地で有名な「今治」で作られていて、よく見ると「立命館」と書かれた小さなタグも入っています。みんなで巻くと「+R」の文字が映えると思うので、新しい応援グッズとしても、ぜひ使ってほしいですね。

新グッズ #4

Rマグカップ

1番こだわったポイントは、やっぱり「R」の形をした取っ手ではないでしょうか。グッズ製作に関わった私たちでさえ、「本当にこのデザインは実現できるのか?」という不安がありました。何度も試行錯誤を重ね、岐阜・多治見地方の職人さんの協力で、やっと完成した「R」の取っ手がついたマグカップを見た時には、思わず感動してしまいましたね。実は、取っ手の影がマグカップの絵柄となるようなイメージにしているんです。他にはない「レア感の高い」グッズができたと思います。

他にも、校友大会でのみ販売したテープカッターやペーパーウェイト、ペーパースタンドなどもあります。これらは、BKCにある「工作センター」の協力で、今回の校友大会の為に特別に作られたものなんですよ。
また、これらを校友大会で販売するにあたり、ただ売り場に並べるだけでなく、売り場の雰囲気や見せ方などの演出の面でもこだわりました。新しい「R」グッズは校友大会に来られた方に大変好評でした。在学生のみなさんにもぜひ使って欲しいですね。

[リンク→]オール立命館校友大会2008

「R」グッズはクレオテックと生協の両方の店舗で販売されていますし、今後も入学式やオープンキャンパスなどのイベントでも販売する予定です。

前回のコンテストの受賞作品で、今回商品化できなかったものもあるので、今後もそれらを商品化できるか検討していきたいですね。また、新たな「R」グッズのアイデアもお待ちしています。