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立命館大学は、21世紀の社会的期待に応え「教育・研究とキャンパスの高度化」にむけて、「衣笠とびわこ・くさつの二大キャンパスを基礎とした学び・ゆとり・活力にあふれる総合大学の構築」という課題の取り組みを進めた。とくに、2001年度は、IT関連教育・研究の高度化、国際化の課題等について施設・設備の整備を図った。 |
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衣笠キャンパスでは、「オープンリサーチセンター整備事業」の研究施設として修学館にARCオープンリサーチルームの設置、第4期情報基盤整備として存心館にマルチメディアルーム、洋々館に情報処理演習室、マルチメディア演習室等諸施設を重点的に整備を図るとともに各駐輪場の照明改善等キャンパスアメニティの向上を図った。
留学生の活動を促進・支援する施設として嵯峨野セミナーハウス(仮称)を建設中である。
びわこ・くさつキャンパスは、「オープンリサーチセンター整備事業」としてマイクロシステムセンターの建設、第4期情報基盤整備としてアクロスウイングにマルチメディアルームの設置、憩いの広場整備としてエポック立命21に東屋を設置、テーブル、ベンチの配置等を行った。
大学と地域が協力して、両キャンパスで地域や町内会との懇談会開催や「環境美化キャンペーン」「自転車通学のマナー指導やバイク事故防止キャンペーン」「防火・防災訓練の実施」などの取り組みを進めた。 |
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「オープンリサーチセンター整備事業」のマイクロシステムセンターの建設、第4期情報基盤整備による施設・設備の充実、インターナショナルハウスU建設等により、教育、研究や学生、留学生の諸活動の条件や環境は相当向上する。
環境・省エネルギーやリサイクル等についても、多岐にわたり取り組みを進めてきた。しかし、社会の動向、新しい技術や取組み等の研究・検討は今後も必要である。
バリアフリーについても、エレベータ、身障者トイレの設置、スロープ、点字ブロック等を施設の新築、増改築にあわせて整備を進めてきた。さらに若干の未整備とよりきめの細かい対応が残っている。 |
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今後のキャンパス環境整備は、21世紀の学部や大学院の新しい教育・研究創造を支える施設改善を進めるため、他大学等の調査とともに施設・設備の現状把握を強化する。衣笠キャンパスでは耐震診断とその補強工事未実施の建物について、施設整備やリニューアルとの関係も視野に入れた計画化と、びわこ・くさつキャンパスでは開校当初の建物がまもなく10年を経過するため、ライフサイクルを基本にした施設・設備の維持計画を策定し、効率的・効果的保守を目指す必要がある。
省エネルギーについては、井水利用について現在試掘調査中であり、実現に向けて動き出している。また、多様な電源について更に検討を深め、メリットが明確になればその導入を計画化する。 |
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