8.理工学部


【現状】
(1)
2000年度カリキュラム改革
基礎英語、初修外国語を今日の国際化に見合った国際的なコミュニケーション手段としての言語運用能力の養成を視野に入れ、英語専修コースと英語・初修2言語履修コースを開設した。物理科学のグレード制および物理・化学等の科目の補完授業について検討を行った。専門科目において、専門分野の発展や社会的な要請に応えるために、設置科目を精選して内容の現代化、総合化を図った。
(2)
到達度検証試験
到達度検証試験を数学物理学科物理学課程、電気電子工学科、光工学科、機械工学科、ロボティクス学科、土木工学科、環境システム工学科、および、情報学科において試行した。
(3)
外部評価
1999年度はロボティックス学科が外部評価委員により評価を受けた。また、情報学科は、アメリカ合衆国におけるABETによるコンサルテーションをうけた。2000年度には化学生物工学科、および、環境システム工学科が外部評価委員による評価を受けた。
(4)
UBCジョイントプログラム
1999年度は8名、2000年度は3名が参加した。
(5)
低回生進路支援
1回生においては、小集団において工場見学や研究室見学を行い、将来の専門分野におけるイメージの獲得に加えて、デベート等による双方向授業の試みを行っている。




【評価】
(1)
2000年度カリキュラム改革
新カリキュラムは2000年4月から実施しており、まだ最終的な評価にいたっていない。
(2)
到達度検証試験
結果は良好であり来年度は全学科での到達度検証試験をめざす。
(3)
外部評価
概ね良好であると評価を得たが、教育・研究等の支援体制の充実が求められている。
(4)
UBCジョイントプログラム
参加者が減少しており、理工学生向きの科目が開講されていないことが原因と考えられる。
(5)
低回生進路支援
各人の到達目標が明確にできないことやコミュニケーション能力の不足等の問題が指摘されている。




【課題と改善方向】
(1)
2000年度カリキュラム改革
基礎科目、および、基礎専門科目に関しては、新カリキュラム実施2年後の2002年度末に評価を行う必要がある。専門科目については、4年後の2004年度に評価する。
(2)
到達度検証試験
2001年度は全学科での実施を目指す。また、評価方法やその活用方法を検討する必要がある。
(3)
外部評価
2001年度は、応用化学科、電気電子工学科、および、機械工学科が外部評価委員による評価、土木工学科が技術者教育認定制度(JABEE)の試行を受ける予定である。さらに、2002年度には、数理科学科、物理科学科、および、電子光情報工学科が外部評価を受ける予定をしている。
(4)
UBCジョイントプログラム
理工学生向きJointプログラムについて検討する必要がある。また、UBC学生に対するCOOPプログラムの企画も合わせて行う必要がある。
(5)
低回生進路支援
2001年度からキャリアチャートの導入を試行する予定であり、指導方法等、今後検討を行う 予定である。



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