1998年度白書において提起された「講座の社会開放」の一環として「京都府リカレント講座」、大学コンソーシアム京都のプログラムを通じた他大学学生の募集などに取り組んできた。しかしながら、この間
@新たな大学院政策(入学政策、進路・就職政策を含む) |
A法科大学院・法学部教学の展開 |
Bキャリアセンターとの連携 |
C附属校との連携 |
D語学における新たな展開 |
E入学政策とリンクする課題(事前学習教育プログラムの展開等) |
F生涯学習・社会人教育 |
G単位化を含む正課と課外の総合的取組み |
H人件費を含めた運営 |
などの課題が浮かびあがってきている
本学として急激に変化しつつある高等教育情勢の中で、「立命館第2世紀」への飛躍をめざす上で、とりわけ「教育の質の高度化」とかかわって、「課外教育」ないしは「エクステンションセンター」に期待される役割や課題も変化・拡大しつつあるといえる。これらについては、センター設立以来、「難関分野」を中心に推進体制と政策を確立してきた経緯をふまえつつも、全学的な整理の上にたって、エクステンションセンターの位置づけ・今後のありようも明確にしながら検討していくことが重要である。またこれらを担う力量をもった事務局の体制についても、業務の高度化、高付加価値化などの観点にたちつつ、アウトソーシングを含めた一層効果的・合理的な体制の検討が重要となる。
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