研究科紹介

留学体験記

鈴木 貴之さん(2011年4月入学 博士課程前期課程)

  • 留学先:ハンブルグ・ハールブルグ工科大学
  • 留学期間:2012年4月~2013年2月までの11ヶ月間

インタビュー

留学しようとしたきっかけ
自身の視野を広げるために、語学力を伸ばし、異文化を経験できる留学をしたいと考えていました。また、日本人の教授だけでなく、海外の教授等からも研究のアドバイス等を貰い、研究を発展させたかったので留学に挑戦しました。
実際に留学してみていかがでしたか?
留学して大変良かったです。ドイツ人以外にもロシア人、トルコ人、ブラジル人、シンガポール人、韓国人、中国人の人達と触れあうことができ様々な価値観・文化を学ぶ事ができました。学業においては自身の研究だけでなく、現地のドクター生の研究も手伝う事ができ、とても勉強になりました。両研究とも今後学術論文誌に掲載される予定です。また語学力も伸ばすことができたと感じています。
留学中の授業や研究の面白さ・苦労した事
授業は双方向型のものが多く、何も準備してきていない学生もいましたが、積極的に発言する学生が多く、色々な学生がいて勉強になり、帰国後の授業への姿勢が変わりました。研究では英語の専門用語を覚える必要があり苦労しましたが、知識が深まったと思います。
先生や同級生はどうのような友達でしたか?
親日家の人が多く、みなさんフレンドリーでした。一緒に旅行したり、日本食レストランに行くこともあり、プライベートでも親交を深めることができました。
留学中の生活環境はどうでしたか?
住まいは慣れないシェアルームだったので、人間関係などが大変でした。金銭面に関してですが、ドイツは物価が安かったです(500ミリリットルの水が30円くらいで販売されている)。私が留学した時には大学に在籍のための登録料として年間約500ユーロ払うのですがこれを払うと、年間の交通機関のチケット(定期券)が貰え、ハンブルク内の移動を自由にすることができました。また、ヨーロッパは大陸続きになっているため旅行しやすかったです。
留学での経験が帰国後どのように役立っていますか?
留学を経て授業に対する意識が高まりました。海外の学生は日本人の学生よりも学術的知識が豊富で、彼らに負けないように学術的な知識を身につけようと帰国後も授業に意欲的に取り組んでいます。また就職活動の際に留学時の経験を題材に自分をアピールすることができました。
留学を検討している方々へのアドバイスやメッセージをお願いします。
留学先で何をするか、何をしたいのか明確な目標を持つことが、充実した留学生活を送る上で非常に重要です。海外で勉強できるチャンスを無駄にしないよう、目標を持ってチャレンジして下さい。