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好光 真也

立命館MOTは授業や学友たちとの交わりから視野を広げていける研究科なので、専門分野を超えた視点を身につけることができます。

博士前期課程 好光 真也

好光 真也よしみつ しんや

2016年3月 立命館大学 経営学部  国際経営学科 卒業
2016年4月 テクノロジー・マネジメント研究科 博士課程前期課程 入学
2018年3月 テクノロジー・マネジメント研究科 博士課程前期課程 修了
2018年4月より オプテックス株式会社に入社

立命館MOTに進学を決めた理由を教えてください。

自分は経営学部出身で、企業に関することは学部の頃から勉強していました。その中で、日本の中小企業に関心を持つようになり、中小企業論が専門の教授がいるということでMOTに進学したいと思うようになりました。また、長期インターンシップに類するプラクティカムがあることで、企業に入社する前に学んだことを実践できる機会があるということが進学の決め手となりました。

面白かった講義を教えてください。

自分は新しいアイデアを考え出す(新ビジネスや新製品等)授業を中心にとっていました。そういう授業をとっていたのは、アイデア創出法、収束法などが学べるので、実際に企業に入ってからも使えると思ったからです。 MOTの授業は2コマ連続で180分あるので、前半で手法やアカデミックなことを学び、後半でそれら実際に使ってみるという授業スタイルでした。講義の雰囲気としては、前半は座学が中心なので少し静かだけど、後半は自分たちで、習った手法を使ってグループワークをするので、けっこう盛り上がります。受講している学生は、平日昼間は新卒院生(学部上がりの院生)が多く、夕方以降や土曜日の授業は社会人も混ざって議論の雰囲気もまた変わったものとなります。

どんな2年間を過ごしましたか?

MOTの2年間で得たことは、他者の意見をすぐに否定しないようにすることと、自分らしさをだせるようになったことだと思います。MOTは理系、文系、留学生、社会人とバックグラウンドや思考の異なるメンバーでディスカッションすることが多く、自分の知らない知識や違った考え方による意見に驚いたり戸惑ったりすることがあります。正解のないものを考える時には、ダイバーシティのあるメンバーが重要で、思ってみなかったところから何か出てくるという体験がありました。また、自分もダイバーシティを構成している一人なので、自分のこれまで培ってきたことや、趣味嗜好を存分に反映させることで、議論にまた違った味を加えることができると知って、いい意味で「自分らしさ」を出せるようになったと思います。

就職活動について教えてください。

自分の周りを見ていても、MOTは就職活動に有利だと思います。上記にあるようなディスカッションや意見の発表を通して普段の授業で慣れていくので、就活のグループディスカッションなどは特に苦労することはないと思います。アピールポイントとしてもプラクティカムのような実践的なことに取り組むので、他の学生と差別化ができると思います。 自分の場合、就活の軸の一つに「その人と一緒に働きたいか」という基準がありました。MOTでは、企業の人と出会う機会も非常に多かったので、そこで就職先にしたい企業を探したりしていました。