Q and A |
Q1 初心者で剣道をはじめる部員はどれくらいいますか? |
A1 立命館中学校・高校剣道部の部員は,男子の約60%,女子の約80%が中学校または高校に入学後に剣道をはじめた生徒です。入学後に一から剣道をはじめても、基礎基本を大切に、正しい剣道に近づけるよう段階を踏んで,丁寧に取り組んでいきます。 特に中学校では,足さばきや素振りなど基礎基本をつくるための練習を一つ一つ,体力作りと並行して段階を追ってゆっくりと行っていきます。結果として,中学私学大会優勝,乙訓大会優勝,山城大会準優勝,段審査全員合格(初段・二段)などの結果を残すことができています。初心者からスタートしても,中学卒業時までに二段,高校卒業までに三段にほぼ全員が合格しています。 もちろん,経験者の場合は,より早くからチームの中心選手として試合に出場できるので大歓迎です。さまざまな学年の、さまざまな剣道レベルの部員が在籍し、みんなで力をあわせて稽古に取り組んでいくのが立命館中高のスタイルです。 |
Q2 練習日、練習時間はどれくらいですか? |
A2 「明るく」・「楽しく」・「正しく」・「強く」 立命館の剣道部は厳しい武道の「修行」とは少し違うカタチです。日曜日は休み。朝練もなし。勉強との両立を中心にすえて,練習の意味を理解し,工夫し,集中力で取り組むカタチの活動です。高校生は勉強と両立しての近畿大会出場,中学校は初心者ばかりのメンバーでの乙訓大会優勝など,大会でも奮闘しています。 練習日は中高ともに月、火、木、金、土の週5日です。放課後の練習は約1〜2時間です。土曜日は毎週授業があるため、午後に約3時間の練習をしています。日曜日は原則として休みですが、大会前などに練習試合等を行う場合があります。 |
Q3 中高一貫でのメリットは何ですか |
A3 中学から高校まで,一貫した指導方針の下でじっくりと力を伸ばせる点があります。ふだんの平日は中高は下校時間が異なるため,別々の練習内容を行っていますが,土曜日や長期休暇中は中高合同で行うことが多くあります。特に中学生にとっては日常的に高校生とも剣を交える機会があるため,中学生だけで剣道を行うより上達が速いようです。また立命館高校へは推薦で入学できることから、中3の夏以降は高校チームに合流して剣道に取り組むことができることも大きなメリットです。夏と春の合宿も中高一緒に行います。 また、総合学園としての立命館のネットワークを生かして、立命館大学体育会剣道部とも連携しています。大学生部員にお越し頂き、基本練習の仕方を指導してもらったり、高校生の希望者が立命館大学の稽古に参加させていただくこともあります。姉妹校である立命館宇治,立命館守山の剣道部とも時々交流をしています。 OBOGどうしも世代を超えて仲が良く、剣道部の日々の稽古で培った先輩・後輩のネットワークは社会人となっても生かされています。 |
Q4 練習場所はとんなところですか? |
A4 練習場所は立命館中学校・高等学校の体育棟1Fの武道場です。2014年度の長岡京キャンパス移転にともない練習環境が充実しました。武道場は広さが約800平方メートルあります。ここを他の2つのクラブ(空手道部、フェンシング部)と区切って使用していますが、剣道部だけでも試合コート2面分ほどの広さを使用できます。 また、立命館中高の武道場は冷房機能があるため,夏場も涼しい環境で稽古できます。これは熱中症防止にたいへん効果が大きく,とにかく素晴らしい練習環境です。 |
Q5 勉強との両立はできますか |
A5 本校は110年以上の歴史をもつ伝統ある進学校です。近年は高校の卒業生のうち約3/4は推薦により立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)へ、約1/4は受験によって国公立大学等へ進学しています。立命館大学に進学する剣道部の部員は,ほぼ全員が第一希望の学部・学科へ進学しています。立命館大学以外にも本校剣道部から京都大学,大阪大学,神戸大学,九州大学,京都府立医科大学,関西医科大学,京都工芸繊維大学,早稲田大学などに進学者を出しています。 剣道部に限らず、本校のクラブ活動はすべて文武両道が原則です。クラブ活動と勉強との両立は授業での集中と家庭学習習慣が鍵を握っています。本校の剣道部も中学のアドバンストコース(AL)や高校のMSコースの部員も多数在籍しています。合宿中も全部員で毎日、自学習の時間を設けるなど,学習にもきちんと取り組むよう指導しています。 |
Q6 中学校で道場との両立はできますか |
A6 小学校時代に道場で剣道を行っている生徒や保護者から、「立命館中学に入学後も小学校時代に在籍していた道場にも通えますか」という質問を受けることがあります。本校の剣道部では「中学入学後も道場もできるだけ継続して下さい」とお願いしています。 学校だけではなく、道場での稽古や先生方との人間関係もたいへん貴重なものですし,その縁はできるだけ続けてほしいものです。ただし、遠距離通学になってしまう場合など、個々の状況は違いますので、最終的にはそれぞれご家庭のご判断を尊重しています。 |
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