立命館中学校・高等学校　剣道部

地域の清掃活動

　長岡京キャンパスへの移転前から、中高剣道部ではクラブ活動の一貫として積極的に地域清掃のボランティア活動を行ってきました。その後、中高剣道部の活動が全校的に広まり、現在は、立命館中学校・高校の生徒会活動の一環として、中高の全クラブで地域清掃を行っています。
　剣道部では年間数回、近隣の阪急西山天王山駅、ＪＲ長岡京駅へ向かう通学路を中心に地域清掃を行っています。

海外からの留学生・訪問団の積極的な受け入れ

　立命館中学校・高校には年間約400名ほどの海外からの留学生や先生、視察団などが訪れます。それらの方々の中には日本の伝統武道である剣道に興味をお持ちの方も多くおられます。留学生からの見学や一日体験などの依頼があったときは、それらを剣道部として積極的に引き受けています。
　また，これまで、シンガポール、タイ、韓国、アメリカ、インドネシア、フランスなどからの年間留学生や海外生徒の受け入れを実施してきました。部員たちは英語を使って剣道を説明し、模擬試合や素振り体験など、来られた方の年齢や希望などに応じて、日本滞在期間の一つの思い出になるように取り組んでいます。部員たちにとっても、英語を使う機会にもなり、日頃の稽古とはまた違った体験になっています。

本当の社会貢献と考えていること

　地域清掃や留学生の受け入れなどのように「目に見える」貢献だけではなく、クラブ活動を通じての「生徒たちの個性と人間性の成長」こそが、最大の社会貢献であると考えています。これからの未来をつくる生徒にとって、剣道部での活動がさまざまな意味で「大きな財産」となるように心がけて、生徒たちとともに学ぶ姿勢を忘れずに指導を行っています。