2016年度 立命館大阪プロムナードセミナー
「安斎育郎が語る、俳句・俳人とその時代」
講師 安斎 育郎
立命館大学名誉教授
立命館大学名誉教授
安斎科学・平和事務所(ASAP)所長
立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長専門は、「放射線防護学」「平和学」。東京大学工学部原子力工学科卒(第1期生)、工学博士。立命館大学経済学部、国際関係学部教授を経て、2008年より
立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長。2013年、日本平和学会第4回平和賞受賞。福島原発事故後は、毎月福島を訪れ、放射線量測定や食料汚染検査、
相談活動など被災者に寄り添った活動を行っている。
【募集案内】
開講期間 | 全6回(いずれも火曜日) ※受付終了 2016年5月10日・7月12日・9月13日・11月8日・2017年1月17日・3月14日 |
時 間 | 14:00~15:40(90分の講演と10分の質疑応答) |
会 場 | 立命館大阪梅田キャンパス (大阪富国生命ビル5階) |
受講料 | 全6回一括申込7,500円(1回ずつの場合1,500円/回) |
定 員 | 各回130名
【先着順】※事前申込 定員になり次第締め切らせていただきます。あらかじめご了承ください。 |
【講演内容】
平和・原発・非合理主義批判などで知られる安斎育郎先生の語り口は、時に「安斎節」とも言われます。
先生が扱うテーマは非常に広く、主題に関連する話題を時代を越え国を越えて縦横無尽に論じ、本質に迫ります。
今回は、実に、「俳句・俳人とその時代」がテーマ。安斎先生は「原爆忌全国俳句大会」の実行委員長もお務めですが、果たしてジェネラリスト安斎育郎先生がこの話題をどう語られるのか、興味津々です。
「俳句」という言葉が子規によって提起されたのは、芭蕉の死後200年程を経た日清戦争のころでしたが、安斎先生は「俳句・俳人」を平和や核問題の視点からも論じたいという意欲をお持ちです。ご期待ください。
先生が扱うテーマは非常に広く、主題に関連する話題を時代を越え国を越えて縦横無尽に論じ、本質に迫ります。
今回は、実に、「俳句・俳人とその時代」がテーマ。安斎先生は「原爆忌全国俳句大会」の実行委員長もお務めですが、果たしてジェネラリスト安斎育郎先生がこの話題をどう語られるのか、興味津々です。
「俳句」という言葉が子規によって提起されたのは、芭蕉の死後200年程を経た日清戦争のころでしたが、安斎先生は「俳句・俳人」を平和や核問題の視点からも論じたいという意欲をお持ちです。ご期待ください。
第1回 |
松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶 2016年5月10日(火)※終了 「むざんやな兜の下のきりぎりす」(芭蕉、1644年~1694年)、「大鼾そしれば動く生海鼠かな」(蕪村、1716年~1784年)、「悠然として山を見る蛙かな」(一茶、1763年~1828年)。それぞれに江戸時代を代表する俳諧師。三人にとって俳諧は何だったのか。 |
第2回 |
正岡子規・高浜虚子・飯田蛇笏 2016年7月12日(火)※終了 「柿くふも今年ばかりと思ひけり(子規、1867年~1902年)、「去年今年貫く棒の如きもの」(虚子、1874年~1959年)、「芋の露連山影を正しうす」(蛇笏、1885年~1962年)。俳句のあり方をめぐって論陣を張った俳人たちは時代とどう向き合ったのか?
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第3回 |
河東碧梧桐・種田山頭火・尾崎放哉 2016年9月13日(火)※終了 「曳かれる牛が辻でずっと見回した秋空だ」(碧梧桐、1873年~1937年)、「(自嘲)うしろすがたの しぐれてゆくか」(山頭火、1882年~1940年)、「考えごとをしている田螺が歩いている」(放哉、1885年~1926年)。俳句の新しいあり方を模索した人々。 |
第4回 |
片山桃史・西東三鬼・渡辺白泉 2016年11月8日(火)※終了
「旗すすむ敗残兵は地にこごえ」(桃史、1912年~1944年)、「広島や卵食ふ時口ひらく」(三鬼、1900年~1962年)、「戦争が廊下の奥に立つてゐた」(白泉、1913年~1969年)。戦争や原爆を詠む前線俳句、銃後俳句に取り組んだ俳人たちだ。 |
第5回 |
金子兜太・山本素竹 2017年1月17日(火)※終了
「おおかみに蛍が一つ付いていた」(兜太、1919年~)、「心臓に遠き指先から寒さ」(素竹、1951年~)。東日本大震災のような状況に俳人としてどう向き合うかについて、二人には大きな違いがある。社会と私たちの向き合い方を考える。 |
第6回 |
50回目を迎える原爆忌全国俳句大会 2017年3月14日(火)※受付終了
安斎は「原爆忌全国俳句大会」実行委員長。俳人・奥田雀草(1899年~1988年、ふるさと はながさく ちちである ははである)が京都府知事・蜷川虎三(1897~1981、憲法の日 やせて雀草たぎってる」)とともに創始した民衆の平和俳句運動。俳句を通じて原爆や核廃絶への思いを詠んで半世紀。作品を紹介し、期待を語る。 |
※事情により、やむを得ず、日程・テーマ・講演者などが変更になる場合がございます。
【お申込方法】
①「受講申込書」に必要事項を記入の上、FAX・メール・郵送、いずれかの方法で下記申込み先までお送りください。
※お電話での申込みはできません。
※メールでの申込みの場合、メールに件名・本文を記載のうえ「受講申込書」を添付してくだ
さい。件名・本文がないと正常に受け取ることが出来ませんのでご注意ください。②受講申込み受付後、先着順にて当選された方へは、「受付確認書」「郵便払込票」を送付いたしますので、受講料を納付(郵便払込)願います。
※事務局窓口にて現金で納付することはできません。
※払込手数料は申込者のご負担でお願いいたします。
※いったん納付いただいた受講料は返金いたしかねますのでご了承ください。
※申込み後、二週間以上たっても「受付確認書」又は落選の通知が届かない場合は、お問合せ先までご連絡ください。
③受講日当日は、会場受付にて「受講カード」をご提示ください。
※2015年4月以降初めて講座を受講される方へは、受講料の納入確認後、受講カードを送付い
たします。
※既に受講カードをお持ちの方は、引き続きご利用頂けます。カードの再発行は行いません。【講座会場】

※講座会場(大阪富国生命ビル5階)へは、地下2階又は1階からシースルーエレベーターをご利用ください。
【お申込み・お問合せ先】
〒530-0018大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル14階
立命館大阪梅田キャンパス 公開講座事務局
(開室時間:月~金9:00~17:30/休祝日除く)※土日閉室
TEL:06-6360-4895
FAX:06-6360-4894
E-mail:osaka-kz@st.ritsumei.ac.jp(公開講座専用)