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研究科長あいさつ

Takuro KAWANE

河音 琢郎

立命館大学 経済学研究科長

4つのコースで多様な教授陣、院生と研究:正義と倫理をもった地球市民として活躍する

 立命館大学経済学部は2018年、創設70周年を迎えました。1948年に法学部から分離、独立しての出発でした。経済学研究科は、それに続く1950年に設置されましたので2020年に創設70周年を迎えました。本研究科は、この間多くの修了生を国内外の広く多様な社会に送り出してきました。現在では博士課程前期課程・後期課程を合わせると100名を超える院生がびわこ草津キャンパスで研究活動に取り組んでいます。また、2019年度にはカリキュラム改革を実施し、地域経済・地域マネジメントコースという新たなコースを設置することにより、本研究科で学び、研究できる領域を広げました。

 本研究科は、「経済学の高度な専門性をもち、正義と倫理をもった地球市民として活躍できる人間(「立命館憲章」)の育成に努める」ことを人材育成目的として掲げ、優れた研究や教育実績を有する教授陣の指導のもと、本学の院生は、世界レベルの経済学研究に活発に取り組んでいます。また、徹底した少人数教育によって本学の院生は大変高度な水準の研究成果を発信しています。本研究科で学ぶ院生が、学会等の論文コンテストで受賞することも珍しくないのはその証左でしょう。さらに、本研究科は、設置依頼、多くの国々から約400名もの留学生を迎え入れており、留学生の出身国は44カ国・地域に及びます。多彩な留学生とともに研究、交流することによってグローバルな知力・感性とコミュニケーション能力の向上を図ることができることも本研究科の特長といえるでしょう。

 本研究科では研究テーマに併せて、①経済理論・政策、②税理・財務、③MPED(Master‘s Program in Economic Development 9月入学・英語基準)そして、新たに設置した④地域経済・地域マネジメントコースを含め4つのコースを設けています。2019年度から設置された地域経済・地域マネジメントコースは、地域創生や地域貢献等を経済学という視点から研究し、地域の持続的な発展等地域に貢献できる高度専門職業人などを養成することを目標にしています。このコースは、本学はもとより他大学に先駆けて展開するものであり、多くの期待も集めています。

 本研究科の特色ある4つのコースでは、それぞれ経済学が抱える最前線の課題を深く研究しています。それと同時に、これら4つのコースの持つ多様性が、個々の院生の研究によい意味での刺激と相互作用をもたらしています。 2020年以来のコロナ禍にあっても、オンラインで学び研究できる環境を速やかに整え、残念ながら渡日できない留学生にも配慮し、ハイフレックス型の授業を、個々の院生の状況に寄り添い、丁寧に展開してきました。このような特色ある経済学研究科で学び、自らの知を磨いてみませんか。新たな院生を迎え、新たな相互作用が次々と生まれることを楽しみにしています。

立命館大学 経済学研究科長
 河音 琢郎