国際平和ミュージアム設立

立命館大学国際平和ミュージアムは、戦争の実態を明らかにし、平和の尊さを考える総合的な平和博物館です。立命館大学は戦後、日本国憲法の基本理念でもある「平和と民主主義」を教学理念としてきましたが、国際平和ミュージアムはこの教学理念を発展させ、具体化する教育・研究機関として、1992年5月に開館しました。
戦後の日本社会においては、悲惨な戦争体験を語り継ぐことが、平和の大切さを知る上で大きな意味を持ってきました。しかし、戦後すでに70年以上が経過し、戦争体験を直接語ることができる人が少なくなってきています。そうした中で、博物館において、戦争の悲惨さや戦争がもたらす苦難を伝える物や写真を展示することを通じて、戦争とはどういうものであったかを考えることの意義が大きくなってきています。  


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