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2023.08.03

小田なら先生が第12回三島海雲学術賞を受賞しました！

　7月25日、小田なら先生（東京外国語大学 世界言語社会教育センター 講師、立命館大学アジア・日本研究所 客員研究員）が第12回三島海雲学術賞を受賞しました。小田先生は、『〈伝統医学〉が創られるとき：ベトナム医療政策史』（2022年3月、京都大学学術出版会）を刊行し、同書が非常に高く評価されたことにより今回の受賞が実現しました。

　小田先生は、客員研究員としてアジア・日本研究所（AJI）の研究活動にご協力いただいており、2022年12月7日に開催されたAJIブックローンチにて同書についてご報告いただきました（ブックローンチの開催報告はこちら

　また、2023年7月に刊行されたAJI BooksシリーズAsia Medicine: Tradition and Innovationは、小田先生と向静静先生（立命館アジア・日本研究機構 助教）が編集し、小田先生には“How to Make ‘Vietnamese Traditional Medicine’ More Vietnamese?: Neglected History in the Divided Vietnam (1954-75)”（Chapter 1）をご執筆いただいています。ご関心をお持ちの方は是非ご一読ください。

アジア・日本研究の発展を目指す研究所として、今回の小田先生の受賞は誠に嬉しいニュースであり、また、その他の若手研究者にも大きな励みとなる知らせでした。この度のたいへん栄誉ある学術賞のご受賞、おめでとうございます。