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2023.10.20
【レポート】西澤幹雄教授(アジア・日本研究推進プログラムのリーダー)がインドネシアのJamu(ジャムー)カンファレンスで招待講演を行いました!
9月13日、インドネシアの東ジャワ州マランにあるブラビジャヤ大学において、Dewan Jamu(ジャムー・カンファレンス)が開催されました。冒頭、インドネシアの観光・創造経済大臣であるサンディアゴ・ウノ氏がオンライン参加してオープニングスピーチを行いました。
サンディアゴ・ウノ氏によるオープニングスピーチ
西澤幹雄教授(生命科学部)は基調講演に招かれ、「日本とインドネシアにおける伝統医学研究」について研究成果を説明しました。その中で、日本の伝統医学である漢方薬に用いられる生薬であるセンキュウ(センキュウの根茎)、カシュウ(ツルドクダミの根茎)、およびゴーヤ(ニガウリ)の果実に関する研究で得られた知見を紹介しました。ゴーヤ果実はインドネシアの伝統医学であるジャムーの生薬としても知られています。西澤幹雄教授は、漢方薬の研究方法や知見がジャムー研究にも応用可能であることを述べました。
基調講演を行った西澤幹雄教授
このジャムー・カンファレンスは、今後、ジャムーに用いる薬用植物や生薬の研究をさらに発展させ、ジャムーの適切な利用を促進させることでしょう。
ジャムー・カンファレンスは現地のニュースでも紹介されました。
https://www.youtube.com/watch?v=iuRBLPCjXWo
《関連するホームページ》
hhttps://suryamalang.tribunnews.com/2023/09/13/perkataan-sandiaga-uno-saat-seminar-nasional-tentang-jamu-di-ub-malang
hhttp://jurnalismalang.com/index.php/2023/09/13/lestarikan-dan-kembangkan-jamu-sandiaga-uno-beri-apresiasi-ub/