平和主義研究会

「東アジアの平和を準備する平和教育」

 我々東アジアの市民にとって、東アジアの平和をどのように準備するかは、永久に課題であり続けます。休戦協定のまま70年を迎える朝鮮戦争、緊張状態が続く中国と台湾の両岸関係等、東アジアの安全保障環境が楽観を許さないのは事実です。しかし12月16日に閣議決定された安保3文書のように、隣国を公然と脅威視・敵視して軍拡・戦争準備の路線をとることが適切であるとは思えません。

 我々は東アジアに存在する分断・敵意をどのように克服して、平和を準備することができるのでしょうか。韓国のAPCEIU(ユネスコと連携するアジア太平洋国際理解教育センター)が中心となって、日本と中国の国際理解教育・平和教育関係者とともに始められた「北東アジア平和教育共通カリキュラム開発プロジェクト」が注目されます。

 今回の平和主義研究会は、日本国際理解教育学会でこのプロジェクトを推進されている阿部裕子先生にこのプロジェクトの現状、課題、可能性等についてご報告いただきます。そして日本国際理解教育学会の会員である野島大輔さんにコメント・補足をしていただきます。

 いま平和学、平和教育の存在意義が問われていると思います。みなさまのご参加をお待ちしております。予約等は不要です。この研究会の情報の転送・拡散を歓迎いたします。

日時: 2月12日(日)14:00-17:00
会場: オンライン(Zoom) Zoomリンクは下にあります。

報告: 阿部裕子氏(東京福祉大学)
    「『北東アジア平和教育共通カリキュラム開発プロジェクト』の挑戦」
討論: 野島大輔氏(立命館大学国際地域研究所客員協力研究員)
司会: 君島東彦氏(立命館大学)


Zoomリンクは次のとおりです。
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ミーティングID: 932 8338 8570
パスコード: 693955


主催: 立命館大学国際地域研究所 平和主義研究会
問い合わせ先: kimijima@ir.ritsumei.ac.jp
                            080-6117-6206(当日のみ)