Message挨拶
ハイパフォーマンス・アスリートが人類の限界に挑戦し、「記録・パフォーマンスの極限」を広げることは、アスリートだけでなく、私たちの進歩と活力の源となります。最先端のスポーツ科学は、アスリートが極限に向けてチャレンジすることをサポートします。
この事業は、医学、情報、工学などの分野を融合、最先端のスポーツ科学研究を推進しハイパフォーマンス・アスリートをサポートすること、ならびにこの分野の次世代を担う若手研究者の育成を構築することです。そのため、本事業はハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)と協力して進めています。
ハイパフォーマンス・アスリートを支えるために、「ハイパフォーマンス・アスリート極限支援研究拠点」(立命館大学)では、研究領域をコンディショニング、トレーニング、試合という3つの階層に分けて、オリンピック・パラリンピック競技者に共通した基盤研究を推進します。ここで得られた研究成果をもとに、HPSCと協力してハイパフォーマンス・アスリートへ実装し、個々のアスリートに合わせた「極限支援」を実現していきます。
同時に、最先端のスポーツ科学の進展に不可欠な若手研究者を、「ハイパフォーマンス・コア・サイエンティスト」と位置づけ、博士号を有した実践的なサポートができる研究者を育成します。ハイパフォーマンス・アスリート、最先端のスポーツ科学研究に興味ある方は、いつでも本拠点にアクセスしてください。皆さんとともに、最先端スポーツ科学の研究の推進、得られた成果のハイパフォーマンス・アスリートならびに日常生活の向上につながるライフパフォーマンスへ貢献して参りましょう!

学校法人立命館副総長
スポーツ健康科学総合研究所長
拠点リーダー
伊坂 忠夫