ハイパフォーマンス構造分析のワークショップに参加いたしました
2025.03.28
研究
本事業に採択されている受託大学の学生とHPSC担当者で、3/27にハイパフォーマンス構造分析のワークショップ@HPSCが開催されました。
※競技パフォーマンス構造モデルに関するHPSCの論文はこちらです。
HPSC/JISSがスポーツ医・科学支援を行う際に活用しているパフォーマンス構造モデルに関するワークショップの実施を通して、受託大学の学生とHPSC/JISSの研究員等が知的交流を図ることにより、ハイパフォーマンススポーツにおける研究・支援に携わる人材育成ならびに成果発信に資することを目的としました。
<内容>
*HPSC/JISSの景行崇文研究員(スポーツ科学研究部門)からパフォーマンス構造モデルに関するレクチャー
*グループワーク:テーマ「100m スプリント走のパフォーマンス構造モデル」
受託大学の大学院生から構成された各グループが100m スプリント走のパフォーマンスを構成する要素の相互関係を、パフォーマンス構造モデルとしてモデル化
”競技パフォーマンス構造モデルに関する文献レビュー及び科学的サポートに効果的な
競技パフォーマンス構造モデル構築の在り方の検討”
(Journal of High Performance Sport 11(2023)106─116)
レクチャー、グループワークを通して、受託3大学の学生がそれぞれの専門性を活かしてグループディスカッションを実施し、モデル化を経験することができました。短時間のワークショップではありましたが、100mスプリント走のパフォーマンスを構成する要素の相互関係について洞察を深めることができたため、今後継続して取り組みを実施し、ハイパフォーマンススポーツにおける研究・支援に携わる人材育成に繋げるとともに、学会や学術論文での成果発信を目指していきます。
ご協力いただいたHPSC/JISS関係者の皆様に深く御礼申し上げます。