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RADIANT Family:立命館での経験と今の視点 何磊先生

RADIANT 10周年記念 特別インタビュー Vol.5

RADIANT10周年を記念した特別インタビュー第二弾では、立命館大学の経験を経てステップアップした研究者にインタビューしました!
立命館大学から離れてみて感じたいいところ、改善点、立命館大学での研究がどう今の研究に生かされているのかお聞きしました!

今回は東北大学 工学研究科附属先端材料強度科学研究センター 助教 何磊先生にご登場いただきます!

立命館大学に所属していた時の研究概要を教えてください。

何:立命館大学で行っていた研究は、高温下における金属材料の多軸応力下での疲労、クリープ疲労およびクリープ特性に関するものでした。簡潔に言えば、こうした条件下において、高精度な材料寿命予測手法を構築することと、ナノスケールから材料の損傷や破断のメカニズムを解明することを目指していました。

実験の様子

現在はどのような研究をされていますか?

何:現在行っている研究は、新エネルギー発電分野における材料強度に関するものです。具体的には、高温水素環境下において材料のクリープ特性や疲労強度特性を取得し、さらに電子顕微鏡を用いて内部組織の変化を解析しています。

立命館大学での研究環境はいかがでしたか? どのように研究活動にご活用されたかお聞かせください。

何:立命館大学在籍中には、国際共同研究促進プログラムという海外の大学と共同研究を促進するための資金を支援する制度に採択され、1年間のスタートアップ型を経てさらに2年間の共同研究型まで研究を大きく発展させました。このプロジェクトを通じて国際的な視野を大きく広げることができました。また、外国語論文投稿支援制度やハイ・インパクトジャーナル投稿支援制度といった論文の校正費・投稿費を支援する制度を活用し、5編の論文をオープンアクセス化することができました。
さらに、R-GIRO研究プロジェクト「資源パラドックス問題の解決に向けたマルチバリュー循環研究拠点」にもメンバーとして参画しました(PLは山末先生)。これらの取り組みは、若手研究者にとって非常に有益で、大きな支えとなりました。

Global Impact記事:Creep-fatigue Life Prediction Approach of Heat-resistance Steels under Multiaxial Non-proportional Loading

立命館大学を離れてから感じた“いいところ”はありますか?

何:立命館大学の国際共同研究促進プログラムは非常に優れていると感じています。共同研究を進めるための仕組みが整っている点は大きな魅力の一つです。

反対に改善点はありますか?

何:XPS(X線光電子分光)やラマン分光装置などの測定機器をさらに導入することができれば、各研究室の研究活動に対して一層大きな支援となると感じます。

立命館大学での研究は現在の研究へどのように繋がっていますか?またこれからの展望も教えてください!

何:立命館大学での研究は、主に大気環境下における材料の高温強度に関するものでした。これに対し、現在の研究では、その基盤の上に環境要因の影響を加えて検討を進めています。立命館大学で高温強度研究に関する豊富な経験を蓄積していたため、現在の研究にも円滑に取り組むことができています。

若手でありながらも立命館大学で様々な制度を利用し、研究成果を積んでいった何磊先生。先生の今後のますますの活躍を期待しています!
何 磊先生ありがとうございました!

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