Event Report 実施報告一覧
2021年度第4回目のOICライスボールセミナーを、6月29日(火)に開催しました。
今回は、立命館アジア・日本研究機構 専門研究員の靳 春雨さんより、「『詞』とは何?-日本での興起と発展―」について発表を行っていただきました。
もともと曲譜にのせて歌われた歌詞が、次第に音楽性を失い、残されていった「詞」。その特徴や、日本における歴史的変遷、そして中国における「詞」と日本における「詞」の違い・共通点当について、私たちも知っている春暁(「春眠暁を覚えず…」)などを例に、要点を絞って大変わかりやすい発表を行っていただきました。
質疑応答の時間には、アジア・日本研究機構 機構長・小杉泰先生と楽しく掛け合いをしながら、参加者から寄せられたいくつかの質問について、より理解が深まる回答を行っていただきました。
2021年度第2回目のOICライスボールセミナーを5月25日(火)に開催しました。
今回は、政策科学研究科・博士後期課程に在籍中のAshadullah Md.さんに登壇いただきました。テーマは、”Global Competitiveness and Potential Challenges of Bangladesh’s Clothing Industry”とし、バングラデシュの経済・雇用創出を大きく支えてきた既製服産業の国際競争力に関する分析と、その課題についての研究成果を発表しました。
今回は、初めてG棟分林記念館とZoomでのハイブリッド開催としました。分林記念館では、昼食を取りながら広々とした空間で発表を聞いていただくことが出来ます。第3回以降も、分林記念館で同時開催しますので、ぜひそちらでもご参加ください。
お昼休みの時間に若手研究者の研究発表を聞き、自由にディスカッションを楽しむライスボールセミナー。
2021年度第1回目のセミナーを5月11日(火)に開催しました。
今回は、“Cultural-crossvergence: A Chinese SOE and its subsidiaries’ IHRM hybridization in sub-Saharan Africa”をテーマに、
経営管理研究科・博士後期課程に在籍中のCHI Chengさんから発表を行っていただきました。
当日は、CHIさんの指導教員である、経営学部教授SCHLUNZE,Rolf Dieter先生の進行のもと、発表後のディスカッションも大変活発に行われました。
経営学部の先生方や、Schlunze先生の門下生の方がドイツから参加してくださり、同じ経営学分野の研究者ならではの視点から質問や
コメントが寄せられ、白熱した議論が展開されていました。
2020年度第2回目のOICライスボールセミナーを11月10日(火)に開催しました。
今回は、経営学研究科・博士前期課程に在籍中のYan Yaguangさんに登壇いただきました。テーマは、「虹色ってどんな色?」。虹をシンボルとするLGBTに対する社会の認知は、近年どんどんと拡大しており、多様な人が働く場である企業も、LGBTへの取り組みを推進しはじめています。そういった企業の具体的な取り組みや課題について、ダイバーシティマネジメント研究の視点から発表いただきました。
また、今回は、大学院ウィークとのコラボレーション企画ということで、Yan Yaguangさんには、「大学院で研究するとはどういうことか」という点についても、ご自身の得たものや研究に取り組む姿勢を紹介しながら語っていただきました。
2020年度第1回目となるOICライスボールセミナーを10月27日(火)に開催しました。
「地域経済の基礎と応用―Go To トラベル事業事業を考える―」と題し、政策科学研究科・博士後期課程に在籍中の江成穣さんから発表を行っていただきました。
最近その効果や感染症対策との均衡が議論を呼んでいる「Go To トラベル事業」を切り口に、「生活の場としての地域」と「経済=お金の流れ」の相関や、それらをどうバランスよく活性化させていくのかについて考える時間となりました。
今回、ライスボールセミナーとしては初めてZoomを使ったオンラインセミナー方式で実施しましたが、参加者のみなさんから活発に意見や質問が挙がり、ディスカッションをしながら「一緒に考えていく」双方向的なセミナーとなりました。