立命館大学
[特集]立命館大学飛行機研究会/SPIRIT号、空を飛ぶ。僕たちの挑戦。

SPIRIT号、空を飛ぶ。僕たちの挑戦。

SPIRIT号を紹介します


テストフライト2010

 
テストフライトの目的は、左右の翼のバランスが取れていること、および前後方向の安定が取れていることの確認をすることが第一段階。この動画では、左右の翼が同じように反り返っていることから、左右バランスが良好なことがわかります。また後半(50秒付近)でちょっとだけ路面から離れています。ここでの挙動から、飛行機の前後方向の安定性にも問題ないことがわかります。
 

スタンバイ時、ペダルに足をかけ、操縦舵を握った状態で発進に備える。発進時、ペダルをこぎ始め、プロペラの回転数が想定する発進時回転数まで上がった時点で発進する。

ペダルの回転数を維持しながら、操縦舵を操作し機体を操縦する。

パイロットは着水時の衝撃に備えるためコックピット上部のパイプを持ち衝撃に備える。着水後は速やかにコックピットから脱出し救助を待つ。

プロペラに接触する危険を排除するため、機体保持者は十分なシミュレーションを行う。特に後方を支持する者は十分な余裕を持ち機体から離れる。

学ぶことの喜びを実感できる学園づくり

プロペラが後方にあることでプラットホームに接触する危険がある。そのため、当会が開発した飛行解析ソフトを用い、発進時の機体の状態のシミュレーションを行った。左図がその結果を表した図である。後部の垂直尾翼とプロペラがプラットホームを通過する時点でその距離は86[cm]であり、機体が接触する危険はない。また、万が一接触した場合を考え、垂直尾翼の下部は堅いポリスチレンを用い、 さらに接合部の強度を十分取っているため、プロペラが当たることはない。