立命館大学
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アメリカンフットボール部・パンサーズ 挑戦の軌跡2010

2009年度関西リーグ3位という成績から、 その悔しさをばねに、戦い続けてきたアメリカンフットボール部・パンサーズ。  2010年度は、1996年以来の3校同率優勝を決め、 甲子園ボウルでは、学生王者にまでのぼりつめました。  新年1月3日のライスボウルでは、社会人王者・オービックシーガルズに敗れたものの 最後まで諦めず、必死に戦いました。  RSWEBでは、甲子園ボウル出場を目指すパンサーズ、甲子園ボウルで学生王者に輝いたパンサーズ、ライスボウルのパンサーズを一挙まとめて大特集。 この躍動感・感動をみなさんに!
甲子園ボウル ライスボウル Special Movie
2010.12.19 甲子園ボウル
立命館大学パンサーズ 48-21 早稲田学ビッグベアーズ
1996年以来となる、3校同率優勝、負けられない2つの試合で見事勝利し、学生王者に輝いたパンサーズ。 パンサーズの選手・コーチ・マネージャたちがどんな思いで甲子園ボウルに挑んだのか。 甲子園球場で試合を見守り、応援に声を嗄らした観客のみなさんはどんな思いだったのか。 甲子園ボウル当日の、みなさんのVOICEを紹介します!

選手・コーチ・マネージャなどパンサーズ関係者のみなさん

ヘッドコーチ
米倉 輝さん
♯15 QB
谷口翔真さん(年間MVP)
経営学部3回生
♯27 TB
高野橋慶大さん(甲子園ボウルMVP)
経営学部4回生

ケアレスミスが多い試合でしたが、学生日本一という結果は素直に嬉しいです。1番のビッグプレーは前半の荻須のインターセプト。主導権を握れたと思っています。選手、スタッフ達もよく頑張りましたが、それ以上に選手たちの家族には感謝しています。(自身就任2年目での日本一ですが)自分が2年目ということは関係なく、パンサーズとしての2年間、もっと言えば過去の積み重ねがあったからこその日本一だと感じています。(関西リーグ3位という)地獄を味わった去年から、その悔しさをバネに1年間鍛えた結果が表れたのではないでしょうか。次のライスボウルでは、今日のようにミスが多いと勝てないので、そういった部分の修正を含め、残された時間でいかに自分達を高められるかがカギだと思います。学生日本一はあくまでも通過点。学生らしく、正々堂々と戦って日本一を勝ち取りたいです。

序盤からディフェンス陣が頑張り、攻撃ではランを効果的に使えたのが勝因だと思います。芝が内野部分と外野部分で違っていて最初は戸惑いましたが、大観衆の中素晴らしいグラウンドで試合ができ、気持ちよくプレーすることができました。(自身のプレーに関して)中央突破で奪った2本目のタッチダウンで自分の力を発揮できたと思います。1年間ウエイトトレーニングに力を入れ、身体を鍛えた成果を出すことができて良かったです。シーズン前はMVPを取れるとは全く思っていなかったのですが、1試合1試合に全力で戦い、チームメイトにも恵まれたのが最大の要因だと思っています。ライスボウルでも真っ向勝負で挑み、勝ちに行きます!

(去年は関西リーグ3位で終わったこともあり)今年はどうしても勝ちたい!という思いが強かったので、非常に嬉しいです。練習していたプレーが上手く決まったのが勝因だと思っています。MVPや、2つのタッチダウンを奪ったことも素直に嬉しいですが、自分1人だけの力ではなく、オフェンスライン含めメンバー全員の力があってこその勝利だと思います。ここまでサポートしてくれた両親含め、周りの方々に本当に感謝しています。ライスボウルに向けて新たな課題も見つかったので、そういった部分をなくし、もう1度日本一の喜びを味わいたいです。

     
♯1 WR 
田中 翔さん
経営学部4回生
♯13 DB
荻須創太さん
経営学部4回生
♯17 DL
松山弘樹さん
政策科学部4回生

とにかく勝つことが出来てよかったです。これまでの一戦一戦はかなりタイトなスケジュールで大変でしたが、自分なりに目の前のことに全力を尽くし頑張ってきました。そして今日の試合、ふとスタンドに目を向けるとたくさんの観客の皆さんが見え、応援してくれる人がいるという嬉しさと安心感の中、とても良い精神状態で試合に臨めたことに感謝しています。また、ここまでの勝利も自信につながっていると思います。次は勝っても負けても最後の試合になるので、全力を尽くしたいです!

NFL特別賞がもらえるとは思っていなかったので、とても驚きました。甲子園ボウルという重要な試合に出場することができ、またインターセプトを決められたことがとても嬉しかったです。

フィニッシュまで全力でやりきろうと思い試合に臨みましたが、今回の試合は決してパーフェクトではありませんでした。課題も多く残っています。まずは課題を克服し、ライスボウルに挑みたいと思います!

     
 
副務
奥野修平さん
経営学部3回生
マネージャー
今井友子さん
スポーツ健康科学部1回生
 

昨年3位という結果で力不足を感じ、ハードなトレーニングをしてきましたが、今シーズンもなかなか結果を出すことができませんでした。しかし、メンバーの心の支えになったのは、そのトレーニングを乗り越えたという自信だったように思います。それがこの勝利につながったと思います。次のライスボウルも勝って、みんなで日本一の喜びを分かち合いたいです。これからもサポートする立場から、みんなと共に戦っていきます。

私は関東出身なので、「関東の学生には負けたくない」という思いがありました。それが、自分が参加するはじめてのライスボウルで叶えることができて本当によかったです。今はまだ「先輩方に決勝戦まで連れて来てもらっている」という感じで、ついていくのに必死なところもありますが、あともう一踏ん張り!いずれは日本一のマネージャーになりたいです!

 

父兄のみなさん

山口浩一さん[写真左]
♯70 OL 山口力也さんのお父さん
奥野晃弘さん[写真右]
副務/チームマネジメント 奥野修平さんのお父さん
田中哲男さん
♯1 WR 田中 翔さん(経営学部4回生)のお父さん
♯8 LB 佐藤修平さん
主将(経営学部4回生)のお母さん

選手たちはよく頑張ってくれました。シーズン序盤はあまり実力が出せませんでしたが、今日は実力以上のものが出せていたと感じました。ディフェンスが相手の攻撃を完璧に止めていたのが勝利の鍵でしたね。息子(山口力也さん)はけがで苦しんだ時もありましたが、それを乗り越えてパートリーダーとしての役割を果たし、心身ともに成長してくれました。ライスボウルでも全力で頑張ってもらいたいと思います。

もう何も言うことのないくらいの最高の試合でした。ぜひ最後の一戦も勝ちにいってもらいたいです。

(息子は)けがのため試合には出られなかったのですが、フィールドの外から一生懸命サポート役に徹し、泣き言一つ言わずに頑張ったことを褒めてやりたいです。次のライスボウルでは、けがを治して試合に出場し、活躍してもらいたいですね。

     

OB、学生などの観客のみなさん

橋野弘之さん
1998年産業社会学部卒業
応援団チアリーダー部
柏原 和さん
産業社会学部3回生
赤坂友里さん
スポーツ健康科学部1回生

選手たちは、オフェンス、ディフェンスともにこの1年間でとても成長したのではないでしょうか。春や秋の大会の段階では正直、優勝は厳しいのではないかなと心配していましたが、本当にみんなよく頑張ったと思います。ライスボウルでも頑張ってください!

今日は観客も多く、みんなが一体となって応援してくれたのでとても楽しめました。チアリーダーとして、試合を盛り上げられることを誇りに思っています。ライスボウルでも勝てると信じています。楽しみながら、全力で頑張って下さい!

感動しました! 本当にかっこよかったです! ここまできたら、ライスボウルも優勝して日本一になるしかないと思います。ライスボウルでは、学生の力を見せてほしいです!

     
林 由里子さん
経営学部4回生
松山文紀さん[写真右]
1996年法学部卒業
和田泰輔さん[写真左]
理工学部助手 1998年理工学部卒業
瀧本露喜さん
1992年経済学部卒業

選手の中に友人がたくさんいたので、より積極的に応援が出来ましたし、勝てたことが本当に嬉しいです。ライスボウルでも精一杯応援するので、一緒に日本一になりましょう。いつも感動をありがとうございます。

毎年、パンサーズには楽しませてもらっています。1年ごとに選手は変わるけれど、毎年特徴ある強いチームを作り上げて、OBを楽しませてくれているパンサーズに感謝!! 応援は楽しませてもらえることへの恩返しです。ぜひライスボウルでは、学生にしかできないプレーを社会人に向けて存分に発揮してほしいです。もちろんライスボウルにも我々は駆けつけます。名実ともにパンサーズが日本一になったあかつきには、パンタ君のバクテンが見たいです!!

シーズン初めからパンサーズを見てきました。最初は選手が育っておらず、まだまだチームとして完成されていませんでしたが、1戦1戦試合を重ねるごとに選手が成長し、強くなっていったことが嬉しいです。接戦ではミスをした方が負けるのがアメフトだと思います。ライスボウルでは最後まで油断せずに戦ってほしいです。ここまできたら最後まで力を出し切ってほしい。そしてパンサーズと一緒に最高の新年を迎えたいです!!