Laboratory of Chemical Ecology

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研究の概要

Microcystis viridis 本研究室では生物間の相互作用を化学の眼を通して、解明しようと考えております。

 研究課題としては、例えば水棲微生物生態系での生物間相互作用の研究を行っている。

 水棲微生物生態系では第一次生産者として植物プランクトン、分解者として細菌、それらの捕食者として動物プランクトンが位置づけられており、これらの微生物間で種々の相互作用が予測され、また、水を介して物質のやり取りも容易と考えられる。 

 動植物プランクトン、細菌を用いたモデル系を構築し、水棲微生物間相互作用に係わる生理活性物質の探索、化学的解明を行う。具体的な探索目標の生理活性物質としては、植物プランクトンと細菌との相互作用に関する物質、また、動物プランクトンに対する被捕食者の植物プランクトン等の防御物質などを考えている。 

 実験材料として用いる微生物は本キャンパスの立地から琵琶湖産のものを中心とし、琵琶湖水棲微生物間の相互作用の化学的解明を最終目標に、生物工学科関連諸研究室との共同研究の一環として研究を行う。

研究テーマ

M17

抗藍藻物質に関する研究


魚病の自然治癒に関する
バクテリア産物の解明
Daphnia pulex

ラン藻類による
ミジンコに対する毒性および
摂食阻害に関する研究
Paramecium bursaria

ミドリゾウリムシの
細胞内共生藻に対する
影響に関する研究


Anti-quorum sensing物質の探索

メンバー紹介

教授
今村 信孝

D1
後 將之/鎌戸 伸一郎

M2
工藤 芳明/渡邊 義人

M1
上野 聖子/山崎 宏/山中 大樹

B4
浅野 恭子/加藤 豊/金谷 邦亮/北川 あかり/真川 万実/清水 真弓/高橋 さやか/鋒山 義高

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