【パワーエレクトロニクスとは】 また,パワーエレクトロニクスは,電気エネルギーをうまく変換・制御して効率よく利用する技術であることから,エネルギー環境問題に貢献でき,社会に出てからもやりがいのあるビジネスに就くことができます. 【活動内容】 具体的には,次の活動を中心に行います. ・マイコンのIO周辺回路やドライブ回路など電子回路の製作試験を行い,電子回路の基礎を養う. ・DSPやRISCマイコンでインバータや電動機を制御するために,C言語で制御ソフトウエアを作成すると同時に,リアルタイム制御の基礎を養う. ・著名なソフトであるMATLABやSIMULINKを使い,システムを構築するとともに制御の基礎を養う. ・新しいソフトであるPLECS(高速パワーエレクトロニクス回路シミュレータ)を使い,パワーエレクトロニクスシステムの基礎を養う.
パワーエレクトロニクスは,各種工業,電力,太陽発電や燃料電池などの新エネ,電気自動車や電車はもとより,エアコン,洗濯機,蛍光灯などの基幹技術として,生活に密着した欠くことのできないものになっています.
インバータや電動機の数kWのモデルをマイコン制御で動かし実験を行いながら,研究を通じて実社会で活用できる技術を身につけるようにします.