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電子情報デザイン学科は,自動車や情報家電,通信,
超小型医療機器など,ソフトウエアだけでは実現困難な高性能かつ大規模な電子・情報システム
を開発し,現在および未来の産業の基盤となる技術者・研究者を育成するために,
2004年に設置された新しい学科です。 電子・情報システムのハードウエアを作るための電子工学,ソフトウエアやコンピュータ アーキテクチャーを中心とした情報工学の,2つの基礎学問分野を修得し,さらに高性能な 電子・情報システムを実現するために必要不可欠な,大規模集積回路(VLSI)設計技術を, 大学1年次より体系的に学べる日本初の学科です。 |
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![]() 電子工学や情報工学の基礎を学ぶための,4部屋の学生実験室には,コンピュータや オシロスコープなどの電子測定器が配備されておりコンピュータ,通信,ディジタル・アナログ電子回路,半導体デバイス, 画像処理などの実験を行なっています。 また,VLSI教育・研究用には,LSI設計の基本が学べるFPGAボード,最先端のVLSIを設計するためのソフトウエア を実行できる大型の計算機(Sun Enterprise)と60台の端末を保有しています。 |
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![]() 立命館大学では,VLSI分野の産学連携を行う拠点として「 VLSIセンター」を設立しています。 電子情報デザイン学科の教員はすべて,VLSIセンターのメンバーとなっており,VLSIに 関する産学交流の機関であるSTARC(半導体理工学 研究センター)をはじめ,多くの 電気・情報・通信企業との研究交流を行っています。 また,優秀な大学院生は,大学発VLSIベンチャー企業であるシンセシ ス社で,企業 からの依頼研究を他大学の学生とともに行い,実践力を養っています。 |
![]() 近隣の京都大学・大阪大学などの電子・情報分野の研究室の他, 早稲田大学などVLSI設計を専門にする大学院とも積極的に交流を図っています。 また,国際的には主としてアジアからの留学生の受け入れのほか,IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)の立命館 student blanchの運営,立命館の 協定校であるカナダブリティッシュコロンビア大学(UBC)のVLSI研究拠点(System On a Chip research lab)への留学など,国際的な視点をもつエンジニアの育成を行っています。 |
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