算術式の書き方
@.演算子
Fortranでは加減乗除の四則演算の記号は以下のように書きます。
基本的には普通の数学記号と同じですが、微妙に違ったりするものもあるので注意してください。
加算(たし算)……+
減算(ひき算)……-
乗算(かけ算)……*…(×ではありません。「アスタリスク」と言います。省略不可。)
除算(わり算)……/…(÷は使えません。)
あともうひとつ、Xの2乗といったべき乗のあらわし方です。
べき乗(Xの2乗の場合)……X**2…(アスタリスクを重ねて使います)
A.カッコの使い方
使えるのは()だけです。そのかわり、何重に使っても構いません。
B.計算式の書き方
書き方は方程式と同様です。ただし、左辺と右辺の配置にちょっと注意。
求めたいもの:A
Aを求めるために必要な計算式:B+C
とした場合、Aを左辺に、B+Cを右辺におかなければなりません。
すなわちA=B+Cというふうに表記します。