<フリーズしたとき、メニューやアイコンが消えたときの対処方法>
画面がフリーズ(キーボードやマウスからの操作を受け付けなくなること)してしまったり、メニューやアイコンが消えて操作できなくなってしまった場合は、「ctl+alt+delete」キーでログアウト/シャットダウン/再起動を選択するダイアログが出るので、そこでログアウトを選ぶこと。もしダイアログが出ない場合には、教員・TA・情報システム課まで連絡すること。上記でログアウトできた場合でも、ユーザーのGnome設定ファイル自体が壊れていて次回ログイン時も同様となる可能性がある。よって以下の方法で一旦Gnome設定ファイルを削除しておくこと。Gnome設定ファイル削除後にログインすると、ログイン時に自動的に新しいGnome設定ファイルを作成する。ログイン画面で「ctl+alt+F1」キーを押すとターミナルログイン画面(黒い背景に文字だけ表示される画面)に切り替わる。そこでログインし、自身のホームディレクトリー直下の以下の関連のディレクトリを削除する。
% rm -r .gnome
% rm -r .gnome-desktop
% rm -r .gconf
% rm -r .gconfd
ディレクトリ削除後、以下のように「exit」コマンドでログアウトし、
% exit
今度は「ctl+alt+F7」キーを押すとグラフィカルなログイン画面に戻る。
<絶対に電源スイッチで電源を切らないこと!>
なお、上記のようなフリーズ状態になった場合には電源スイッチで電源を落とさないように。前述の対処方法でも反応がない場合には、必ず情報システム課まで連絡をする。連絡することにより、情報システム課でリブートなど対処してくれる。もしその時点で無理に電源を切ると、電子基板が破損し次回電源投入時にシステムが起動しなくなる可能性が大である。要注意。
<漢字変換がうまく行かないときの対処方法について>
日本語変換しようとすると「頻度ファイルがありません。正しい頻度ファイルではありません」などのエラーメッセージが出て、日本語の変換が出来なかったり、「ひらがな」は出るが漢字に変換できないことがある。このようなときは、ホームディレクトリーにあるWnnディレクトリを削除してから、cpwnndicコマンドを実行し、ログインし直すこと。
%
rm -r ~/Wnn
%
/usr/bin/cpwnndic
一旦ログアウトして、再度ログインする。このような手順で障害を復旧することができる。
<geditでファイル保存ができないとき>
gedit(プログラムや文章を入力する画面)でファイル保存しようとしても、保存用の画面が出てこないことがある。このようなときは、左下のメニューから新たにgeditを起動して、入力した内容(テキスト)を新しいgedit画面にコピーしてファイル保存すればよい。入力中のgedit画面でマウスによるドラッグ(左ボタンを押したまま動かす)により保存したい内容(テキスト)を選択し、「編集」メニューの中の「コピー」をクリックする。引き続き、新しく起動したgedit画面の「編集」メニューの中の「貼り付け」をクリックすると、さきほどコピーした内容が表示される。このまま新しいgedit上でファイル保存するとOK。
*参考ページ
「BKCのUNIX端末の変更点について」