スパゲティブリッジコンテスト

研究室対抗・第３回スパゲティブリッジコンテスト

（最終更新日：2001年10月25日）

ゆでていないスパゲティを使って、美しい橋の模型を作り、その出来映えを競う競技。今回のテーマはアーチ橋。
使用材料：生協のスパゲティ、瞬間接着剤。
橋梁形式：アーチ橋
設計条件：スパン40cm以上、幅員6cm以上、500円硬貨6枚を重ねたものを移動荷重として載荷することに耐えること。
審査員：小林、伊藤、伊津野
審査項目：強度、デザイン、重量、たわみ、設計書
2001年10月18日（木）審査が行われた。各研究室から概要説明があり、載荷、計測、構造的評価が行われた。いずれも、設計条件を満たしていた。スパゲティは意外と強度があり（生協のスパゲティは強い？）、500円硬貨10枚ぐらいではまったく壊れないようである。

審査項目：機能性（想定した目的に適した構造か）、構造特性（力の流れに無理がないか）、景観への配慮（想定した状況との関連で）、新規性（オリジナリティ）、模型の完成度（きれいな模型か）、設計書の完成度（計算の正しさ等）

作品は11/2まで、イーストウィング2Fに展示中です。

優勝：橋梁研

河川を横断することを想定したバランスド・アーチ橋．きれいな模型です．スパンも長く，全体的なバランスもよく考えられています．鉛直材は桁部分を吊った方がよかったのでは．

第2位：耐震研

入り江に架かることを想定したトラスド・アーチ橋．細かいところまでよくモデル化されています．上部構造の模型としてはよくできていますが，橋脚が少し小さすぎたようです．

第3位：構造研

山間部に架かることを想定したランガー・アーチ橋．すっきりした模型ですが，詳細なモデル化が不足しています．

審査結果

小林、伊藤、伊津野の3名の教員が審査し、相対評価で各項目について順位をつけた。1位＝3点、2位＝2点、3位＝1点として合計点を計算し、点数の最も多いものを優勝とした。（設計条件を満たしていない場合は減点されるが、今回はすべて設計条件を満たしていた。）

優勝

橋梁研究室が初優勝。賞状、優勝カップ、副賞アイスクリーム券が送られた。今回から，2位，3位にも賞状と副賞が贈られることになった。そのため副賞のアイスクリーム券は、総額3万円という額が昨年度までと変わらないため、優勝チームの取り分が減ってしまいました。来年度は増額？

来年度の予定

2002年10月後半に開催予定。テーマは斜張橋。興味のある研究室はぜひ参加を。