CHIKAMOTO Tomoyuki / Professor

(Japanese version only)

所属学科
建築都市デザイン学科
研究室名
建築環境・設備研究室
専門分野
建築都市環境、建築設備工学
連絡先
所在地
トリシアII 3階
Webサイト
http://www.ritsumei.ac.jp/se/rv/chikamoto/homepage/web.html

環境・設備研究室

研究概要
「建築・都市環境工学、建築設備、環境共生」
環境と共生可能な建築や都市・街区のデザイン、人の快適性・生理現象の解明、低炭素社会構築に向けた研究を展開しています。

(1)人~快適性・生理現象の解明/建築や都市の中の様々な空間で体験する快適性や生理現象を解明し、人が本当に快適に感じる建築や都市空間を検討しています。
(2)建築~省エネへの取り組み/京町家など古の知恵を活かした住まい方や、新しい環境共生型住宅・スマートハウスの研究、環境配慮建築の提案・評価の他、省エネと快適性を両立させる次世代の空調・熱源システムの開発、サステナブル・キャンパス推進を行っています。
(3)都市~環境に配慮し安全な街区・都市デザイン/ヒートアイランド抑制につながる都市緑化や街区デザインの評価・研究を行っています。
(4)地球~低炭素社会を目指して/実際の都市づくり・まちづくり、環境教育を通じて、サステナブル・コミュニティー推進や、低炭素社会実現を目指しています。
研究室紹介

建築環境・設備研究室では建築デザインを環境配慮・自然との共生と言う視点で捉えた設計手法の評価研究のほか、人体の快適性や、次世代の省エネルギーシステムの研究を展開し、これからの社会で通用 する建築技術者の養成と、快適で地球にやさしい建築・都市の実現を目指しています。本研究室には現在(2012年度)、大窪道知客員教授の他、M2が6名、M1が8名、4回生が9人在籍しており、小林知広研究室とも合同で週に1度ゼミや他大学・企業などとも定期的なイベントを行っています。ゼミでは、室会(研究室をどのように運営していくか)、研究発表(研究計画、研究の進捗状況、研究結果)を中心に行っています。
研究テーマ
  • 環境配慮型建築の設計手法の評価研究

    人の行動に合わせて、その人が感じる環境を測定することで、移動しながら感じるその人の本当の快適性を研究しています。

  • 新しい環境共生型住宅に関する研究

    夏から冬の外気を再現する実験室内に住棟を建て、省エネで快適な住宅の研究を行っています。
    また信楽に屋外実験棟を建て、水を拡散しやすく気化熱で建物を冷やすタイルの開発と、その建材を活用し緑化を図ることのできる環境配慮住宅を研究しています。

  • 次世代の空調システムに関する研究
  • 人の生理量に応じて制御可能な次世代の空調システムの開発を行っています。

  • サステナブルな都市の研究
  • 風洞実験室内に都市を再現し、風の道を活かした都市づくりの研究を行っています。

  • 環境配慮型建築の設計手法の評価研究

  • 新しい環境共生型住宅に関する研究

  • 次世代の空調システムに関する研究

  • サステナブルな都市の研究

  • 画像のキャプションです。

メッセージ
「サステナブル社会を目指して」
震災後、エネルギー需給が逼迫してきている中、太陽光発電をはじめとする新しいエネルギー供給の議論と共に、限りあるエネルギーをどうやって賢く使っていくかが大きな問題となっています。都市・建築に暮らす我々の日々のライフスタイルで、意識も大きく変貌しています。低炭素で、これからも持続可能とする(サステナブル)社会を実現するためにも、益々建築環境・設備技術の必要性が増しています。本研究室ではこれからの時代に社会で必要とされる人材の育成を目指します。

担当講義

  • 卒業研究
  • 環境共生工学
  • 環境工学演習
  • 建築環境工学
  • 建築環境工学概論
  • 建築都市デザイン概論
  • 建築環境工学特論
  • 理工学特殊研究
  • 理工学演習1・2・3・4
  • 建築専門演習
  • 設計製図演習Ⅰ
  • 建築都市デザイン演習Ⅲ
  • 【環境工学演習】環境工学・建築設備における研究の最前線を学び、建築環境・設備研究室で実施している研究に触れる。風洞実験室では風環境の体験と共に、風洞実験を使った都市解析を学ぶ。

  • 【建築環境工学概論】環境工学の基礎を、グループ毎に環境共生型の集合住宅の提案書を作成しながら学ぶ。