HORIGUCHI Toru /Fixed-term Associate Professor

(Japanese version only)

所属学科
建築都市デザイン学科
研究室名
スタジオデザイン研究室
専門分野
プロジェクトデザイン、建築教育、国際交流、現代建築論
連絡先
所在地
トリシアII 3階
Webサイト

スタジオデザイン研究室

研究概要
「建築の職能を拡張するスタジオ教育のモデル構築」
建築家の職能はつねに変化しています。そしてこの状況を反映するかのように、建築デザイン教育も時代とともに変化しています。この状況は年々加速しており、いま世界各地で、建築家たちはこれまでの職能領域を拡張しながらプロジェクトを展開し、建築教育機関(つまり大学)では「スタジオ」を通して新たな職能のあり方が模索されています。この研究室では、国際的な過渡期を生き抜くための行動力と思考力を身につけるべく、研究室の外(異文化・異業種)と交流しながら、長期・短期さまざまなスケールのプロジェクトワークに取り組むスタジオを展開するとともに、新たなデザイン教育のモデルをめざす国際研究にも取り組みます。スタジオデザインとは、スタジオでデザインすることと、スタジオをデザインするという二つの意味をもっているのです。
研究室紹介
「国際的な過渡期を生き抜くタフな人材を育成したい。」
この研究室はその名の通り、2014年度から起動する立命館SDPの核となる活動体となる予定です。国内外のフィールドを対象に、国際的な人脈、実務業界の人脈、異業種の人脈などをダイナミックに巻き込みながら、さまざまな技術やコミュニケーションにより流動化しつづける現代の都市・環境のなかで新しい生活空間の提案や実装に向けたプロジェクトを立ち上げ、試験的に動かして行きます。キーワードは5つ:都市、環境、教育、ツーリズム、デザイン。方向性は2つ:国際交流と異分野交流。
研究テーマ
  • 実務型スタジオ教育に関する実践的研究
  • デザイン教育拠点に関する国際比較研究
  • 被災地域復興に向けた観光交流プログラムの立案および実装に関する研究
  • 実務型スタジオ教育に関する実践的研究

  • デザイン教育拠点に関する国際比較研究

  • 被災地域復興に向けた観光交流プログラムの立案および実装に関する研究

メッセージ
研究室で行っていくプロジェクトは、メンバーの将来に向けた投資です。ただし、それが意味のあるものになるかどうかは、主体性と積極性と責任感次第です。プロジェクトはひとつひとつの判断の積み重ねです。ひとつひとつの局面にポジティブかつ真剣に向き合うこと。人に迷惑をかけないという最低限のルールを守ったうえで、自分のやっていることに自信を持つこと。そのためには、独りよがりでなく、コミュニケーションが重要。といっても気構えずに「大変なときこそ、状況を楽しんでみる」という気持ちで、いろいろな可能性を一緒に切り開いていける人材を求めています。最後に、私はタバコアレルギーです。研究室は完全禁煙とします。