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独り言へ

2001/2/28

予定より1時間程遅れて起床。 修論発表会に間に合わせるには30分以内に出発する必要がある。 取り急ぎ支度をして出発。バスで院生Y君に遭遇。 来年は我が身、ということで下見に行くらしい。 質問をしなくてはいけない立場なので、眠くなるわけもなく、集中して聞く。 有意義な時間であった。

2月は短い上に用事が多いので、あっと言う間に終ってしまう。 去年はもう1日会ったんだがなぁ。

2001/2/27

同業者のページを覗いてみると、学生さんへのメッセージを書いている人が数名居た。 結論は大概「長時間考えるのが苦手な人は数学に向かない」のようである。 今更言うまでも無いことだがね(名古屋弁)。 しかし言いたくなってしまうんだろうな。

2001/2/26

「締め切り迫る」の恐怖から久々に解放されたので、お勉強モード。 「俺も偉くなったもんだ」、「俺は阿呆だ」の間を何往復かする。 数学の本、論文を理解できなかったら、半分は書いた人の責任だ、 などという趣旨のことを大学の時に位相空間を習った先生が言っていた。 自分が勉強するときは「半分じゃない、8割以上だろう」と思い、 自分が授業をやる側のときは「半分じゃない、1割くらいだろう」と思う。 非常に身勝手である。ポリシーは「自分のことは棚に上げる」だからね。

J大のT氏から、 「不規則正しい生活」は将棋の田中寅彦九段がお使いになった言葉である と言われたので、訂正しておきます。

2001/2/20

早起き週間が終ったので、しばし“不規則正しい生活”((c)J大のT氏)を楽しむ。 今日まで締め切りの論文の手直しもほぼ終了。 酷いものにはならないですみそうである。良かった。

正門前のバス停で降りる人が居た。 不安に思ったのか、一番前の席の人、中間付近の親子連れがつられて降りる。計5人。 運転手さん性格悪し。正門の所の信号が青だったので、バスはスムーズに大学へ。 降りた人達はどう思ったであろうか。
前々から言っていることだが、 大学に入るバスは正門前のバス停を通過させるべきである。

事務の人に、これは何という字ですか、という質問をされた。 何を言っているのかと思ったら、black board bold 体の Q のことだった。 (注:黒板に書くように Q を白抜きにしたもの。LaTeX 2εでは \mathbb{Q} とする。) なるほどね、そりゃ聞かれるわ。

2001/2/14

二日続けて朝の琵琶湖線のダイヤが乱れる。昨日は5分程度だったが、今日は30分程。 新快速、新快速、湖西線、新快速、湖西線てな感じで、 普通野洲行が来たのは駅に着いて25分後。 その間Ks.Hara先生と、同業者Y.H.氏と3人で寒さに震える。 南草津、大学間のバスは満員御礼。 小生とKs.Hara先生は「こういう時は座った方が乗車人数が増えて良いのだ」 ということで通路を挟んで着席。Y.H.氏は座り損ねて悲惨な目にあっていた。 こういうことがあると電車もバスも使わないで大学に来られる場所に住みたくなるが、 大学周辺が栄える見こみは無さそうなので、やはり住まない気がする。

2001/2/13

平方根侮りがたし。

2001/2/12

新聞に「谷山・志村予想完全解決」なる記事が出ていた。 同業者の間ではずいぶん前から話題になっていたので、 「何を今更」と思い読んでみる。 どうやら論文の掲載が決まったので、公にした模様。 論文は書いてから載るまでの時間が長い。 今回は大論文であるから、査読に一年以上かかったようだ。 だとすると「何を今更」という感想は的外れか。 1993年にワイルスがsemi-stable caseを証明してから今日まで、 同じ整数論をやっていられた自分を幸せと言わずしてなんと言おう。

今日の一言:三角関数は怖い。

2001/2/9

今日締め切りの提出物があったので、今日は出勤。 無事提出したので、20日締め切りのものの最終仕上げにかかる。 しかし相変わらずエンジンがかかるのが遅いので、殆ど進まない。 こんな時はあの歌を口ずさむとよい:
♪明日がある 明日がある 明日があるさ

2001/2/8

日曜日は来なくていいらしい。事前に渡されていたスケジュールを見間違えていた。 しかも明日は予定外の休暇である。 洗濯と買い物と論文書きをする時間ができた。

いつもは見ないのだが、昨日は「ここが変だよ日本人」を少しだけ見た。 自分が無能であり恥知らずであることを、 屁理屈で正当化しようとする日本人の姿は非常に醜い。 最後にカナダ人が言った一言が全てであろう: 日本の国籍持ってなくてよかった。貴方方の仲間になるのはゴメンだ。

♪J.Boy 頼りなく豊かなこの国に J.Boy 何を賭け何を夢見よう J.Boy, I'm a J.Boy

2001/2/7

ここ数日定期試験他、多くの答案を見た。感想:
(1) 本当に日本語が書かれているんだろうか?
(2) 「上と同様にして」と書いてあって、「上」が間違っている場合が多い。 両方バツにせざるを得ない。心苦しい。
(3) 「明らか」と書いて間違えていたら、1点もあげられない。 多少何か書いてあれば、汲み取ってやれるものがあるのに。
(4) 何か理由らしきことが書いてあるが、理由になっていないことが多い。 何でもいいから書いとけばどうにかなるだろう、ということなのだろうか? 勘違いも甚だしい。

今日の一曲:♪誰のせいでもありゃしない、みんなオイラが悪いのさ

2001/2/5

類数が有限であることの証明はやっぱり難しいのだ。

2001/2/4

ここ一週間で相当酒を飲んだ。 松江で蟹を食いながらチビリチビリ。 その後ホテルの部屋で早稲田の同僚H氏とウィスキーをグビグビ。 二日酔いで気持ち悪いのに、松江駅でお土産の日本酒を買い、翌日チビリチビリ。 中一日で学生達と鍋をつつきながらチビリチビリ。 その後同僚宅でウィスキーをグビグビ。目が覚めた時は筋肉番付が始まっていた。 明日は昼から学生とセミナーで、 その後四日連続で午前中出勤(初日は9時30分、その後は流動的)、 一日休んで四日連続で午前中出勤。今日から10日ばかり禁酒できそうである。 暫く肝臓に優しい生活をしよう。

久しぶりに「所さんの目がテン!」を見た。洗濯の科学、ということで、 洗濯屋の息子が見ないわけにはいかない。 風呂の残り湯で洗濯するのは、別段汚いことではないらしい。ちょっと納得。 「ドライクリーニングって石油で洗うんだ。知らなかった。」とのたまう所氏。 何だ、そんなことも知らないのか、と思ってしまったが、 ドライクリーニングのことなんて知らないのが当然か。

線型代数の答案に「個有値」という誤字が目立つが、何故だろうか? (「線形代数」だろう?、あんたも間違ってるじゃないか、 という人がいるかもしれないが、小生が大学生の頃は「線型代数」だった。 今でもこっちの方が好きだから、あえて使っている。)

2001/2/2

島根に行っている間に、バスのダイヤが休暇日ダイヤに成っていた。 10時20分のバスが無いのを忘れて、バスターミナルで待ちぼうけ。 間抜けであった。 その次の10時35分のバスに乗ると、11時5分の電車まで待つことになる。 10時50分のバスでも11時5分の電車に乗ることになるので、 10時45分くらいまで時間つぶし。30分弱では部屋に帰って一仕事、 というほど時間は無い。 やむなく図書館で論文漁り。偶然Herzog先生の論文を2本ばかり見付ける。

いよいよプロ野球はキャンプイン。プロ野球ニュースで情報を仕入れよう、 と思っていたところ、ナンバ一番館のゲストが福本豊だというので、 そっちを見ることにする。 感想:見てよかった。福本氏の人生はオモロイ。

今日は3回生とセミナーをした。 その時のY君の名言:じゃあこれは脳内演習。