今回はスポーツ健康科学部の機器の中から
「ハイスピードカメラ」を紹介したいと思います。
ハイスピードカメラは新学部の教育研究棟の動作解析室に
設置することになっています。
一般的なデジタルビデオカメラは1秒間に30コマの静止画を撮影して
俗に言うパラパラ漫画の要領で動画を構築しています。
新学部に導入するハイスピードカメラは1秒間に
2000コマ以上の撮影が可能です。
素早い動作や瞬間的な現象を詳細に観察することができます。
どのように観察できるのでしょうか。
下の画像をクリックしてみてください。
ボールを蹴る瞬間をハイスピードカメラで撮影した画像をみることができます。
撮影画像は、この画像のように超スロー映像として見ることができます。
ちなみに、この画像では0.015秒間の現象を1秒間かけて再生しています。
上の画像からだけでも、
「ボールと足の接触時間」、
「足がどのようにボールに当たったのか」、
「ボールの変形の様子」、
「ボールの回転」など、様々なことが正確にわかります。
動作解析室では、このカメラを複数台導入し、
様々な角度からの撮影を同時に行うことができます。
ハイスピードカメラも導入する最先端機器のほんの一部ですが、
これらの機器を利用して世界でも最先端の教育や研究を
行うことができます。
成弘