Hamaです。
3週間前は、トライアスロン選手の日常生活(練習期)のエネルギー摂取量についてお話をしました。
今週は、レース当日の総エネルギー摂取についてお話します。
食事調査票と生活時間調査表を基に計算したものです。
レース中の平均の摂取量については総エネルギーは2,779kcalであり、蛋白エネルギー比と脂質エネルギー比は共に4%であり、糖質エネルギー比は92%です。
また、レースの時とその他の時間を合わせたレース当日の総エネルギー摂取量は平均で5170kcal、体重当たりの摂取量は83kcal/㎏でした。体重当たりの蛋白摂取量は1.9g/㎏、蛋白エネルギー比は9%で、脂質はエネルギー比は12%、糖質エネルギー比は77%であり、エネルギー摂取を糖質に依存していることが分かります。
以前も述べたように、一般の男性のエネルギー摂取量は、1600~2200kcalほどですから、トライアスロンの選手は、レース当日にも一般の人の2~3倍の食事をとっていることになりますね。
では、長時間の運動をする際には、どの栄養素を摂ればいいのでしょうか??
一般にスポーツ選手においては糖質エネルギー比は60%以上が望ましいとされています。特にマラソン選手などの持久競技選手において練習時間が長くなれば糖質摂取量が増えます。今回のトライアスロン選手でも、練習中には糖質の割合が62%、レース中には92%となっています。糖質が最も早くエネルギーに変換しやすいことを考えれば、この結果は理にかなっていますね。
【今週の1shot!!】

どこの国のワッフルでしょう?
さすが本場!!↑
小沢先生の小さい文字をマネてみました(笑)
これでどこの国か分かっちゃいますかね?
【Hama】