Hamaです。
さて、今週は持久競技選手のレース中の水分摂取について、お話しながら夏本番の「今」の日常生活での注意点、特に熱中症の予防についてもお話しします。
これまでのトライアスロンレース(気温は18.2~25.4℃、湿度43~73%)の調査によれば、水分摂取量は1時間あたり、0.66ℓ程度とされています。もちろん、気象条件により大きく異なります。
今回の例では、気温が比較的低いので、水分摂取量も低くなっていますが、トライアスロンレース中の発汗量は、1時間あたり1.5ℓに達するとの報告もあります。ですから、とにかくトライアスロンのレース中には水分摂取を続ける(15分ごとに200~250ml)ことが重要です。もちろん、塩分摂取も合わせて行う必要があります。
最近では、各種スポーツドリンクが充実していますから、スポーツドリンクを利用するのがいいでしょう。大量に汗をかく場合にはスポーツドリンクを2倍程度に薄める(または、スポーツドリンクと水を交互に摂る)ことも大切です。
夏に運動をする時には、運動前にも250~500mlの水分と塩分の補給を行い、運動中にも早目早目に補給を行って下さい!
来週は、熱中症発症のメカニズムについてお話します!!
参考文献)丸山千寿子ら 体力科学(1994). 43,325-333.
【今週の1shot!!】

この寺院はどこの、何という建物でしょうか?