Hamaです。
熱中症は、色々な分類がありますが、今週はその分類を2つほど紹介します。
まずは「日本救急医学会」が推奨する分類です。その分類を表1に示します。
hyou.pdf表1 日本救急医学会「熱中症に関する委員会」の推奨する分類
Ⅰ度からⅢ度までに分類され、Ⅲ度がより重症となります。
Ⅰ度は比較的軽いのですが、症状が改善しない場合は、すぐに病院に運んで下さい。古い分類では、熱失神や熱けいれんがこのⅠ度に相当します。
Ⅱ度は体温管理、水分補給が必要で、古い分類では、熱疲労がⅡ度に相当します。
Ⅲ度は場合によっては、命に関わるほど重症になります。脳の症状や肝臓と腎臓の障害、血液が体の中で固まってしまうほど、重大な結果となります。古い分類では、熱射病がⅢ度に相当します。
特にⅢ度の場合には、すぐに救急車を呼んで病院で点滴をしたり、集中治療室(ICU)で治療する必要があります。さらに救急車が来る前に、水や氷水で全身をとにかく冷やして下さい。急を要しますから困わず対処して下さい。
netu.pdf
熱中症の古い分類
【今週の1shot!!】

遠くに見えるこの門は、どこの、なんと言う門でしょう?