2012年度PPPが開催されました!

Posted on 2012.07.02

6月24日、産社生企画イベント「PPP」が行われました。
模擬店、パフォーマンス、OBOGとの交流など、楽しみあり、
学びありのこの企画。中でも目を引いたのは、「産社一
受けたい授業」という企画でした。

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産社生が選んだ「産社一受けたい授業」を、参加者に受け
てもらう、というこの企画。今回のブログでは、「産社一
受けたい授業」に選ばれた現代社会専攻の永橋爲介准教授
による授業を紹介します。

授業のテーマは「眺める力とデザインの捉え方~問題を
どう捉えるか?~ 鞆の浦は『景観』問題か?」。

宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」の舞台にもなった
広島県福山市の鞆の浦。つい最近中止が決定されたこの
地域の架橋計画について、授業は展開されました。

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<担当:永橋爲介准教授>

「景観」vs.「生活」のどちらを重視するか、という視点
のみでつい考えがちなこの問題。永橋先生は、架橋計画
のある不思議な点に着目し、2つの問い(謎)を立てます。
その謎を解くために調査を進める中で発見したある事実
とは・・・そして、その事実から導かれる新たな「問い」
と「仮説」とは・・・

分かりやすい説明と、興味をひく授業展開、参加者との
コミュニケーションが活発に行われ、あっという間に60分
間が過ぎていました。

このテーマ、永橋先生は以前「景観デザイン論」15コマ
のうち7コマを使って展開されたそうです。それをわずか
60分で行うという条件の中であっても、永橋先生の授業
からは、「産社だからこそ学べること」「さまざまな知識
と経験があってこそ、『問題を吟味し、本当の問題を発見
する力』が養われる」ということを強く感じることが出来
ました。

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産社一受けたい授業、来年みなさんもぜひ、受けてみませんか?

 

 

 

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