7月4日(水)2限目の「子どもと社会」(担当:中山一樹先生)
では、「人形劇団京芸」の清水正年さんをゲストスピーカーと
してお迎えし、特別講義『Try Use Your Imagination!~人形劇と
想像力と子どもたち、そして大人たち~』が開かれました。
子ども社会専攻の専門コア科目(1回生配当)である「子どもと
社会」では、「子どもの世界立ち上げの姿を知ると同時に、受講生
が、みずからの世界を、子どもから現在にいたる遍歴に重ねて理解
する」ことが、課題の一つとされています。今回の特別講義は、
長年にわたって人形劇という子ども文化形成の運動に取り組んで
来られたプロの方の話を聞くことで、子どもの現実と文化のあり方
を考える機会として企画されたものです。
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清水さんが動かす人形は、まるで生きているかのように表情豊かで、
受講生はみるみるうちに釘付けになりました。
清水さんは、「人形を動かすのも人間、観るのも人間」「ただの
物体である人形に『命』を感じることができるのは、演じ手と受け
手の想像力」「空気感、実在感を感じる中で、お互いの想像力が働き
、共鳴することで、共感的空間が生まれる。」といった点について、
わかりやすく話されました。
また、講義では、途中、さまざまなタイプの人形が紹介され、学生が
実際に人形に触れ、動かしたり演じたりする機会もあり、時間が経つ
のも忘れるほどでした。
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30年近く人形劇をやってこられた清水さんによれば、「昔に比べ、
人形劇の持つインパクトは薄れているかもしれない。しかし、実際に
目の前で動いているということへの『くいつき』はまだまだ残って
いる」とのこと。テレビやゲームが普及した現代だからこそ、人の
息遣いが感じられる人形劇は子どもたちの目に魅力的に映るようです。
講義後、受講生からは、「プロの方が動かすと本当に生きているよう
に思えた。」「人形劇にこれだけ人を惹き付ける力があることに
驚いた。」「『子ども向け』だと思っていたが、大学生の私でも夢中
になりそうで、その秘密をもっと深く知りたいと思った。」などと
いう感想が聞かれました。
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講義の最後には、9月29日に開催が予定されている「子どもの広場
2012」の実行委員会からアピールがありました。今回の特別講義は、
受講生にとって、今後のアクティブラーニングにつながる貴重な機会
になったに違いありません。
なお、受講者は、総勢約100名でした。
*******「子どもの広場2012」について*******
「子どもの広場2012 」は、子ども社会専攻企画として9月29日(土)
に開催されます。第1部の学生企画では学生が様々なブースを設置し、
子どもたちと交流します。
第2部では人形劇団京芸による「漫才の星になるんや」が上演され
ます。
現在、実行委員および学生企画を募集中です!!
企画に関する質問は、kodomo.ritsumei@facebook.comまで。
子ども社会専攻企画「子どもの広場2012」実行委員会