スポーツ社会専攻の基礎演習4クラスは、5月12日(木)
(※)サブゼミの時間を活用し、今年度初の試みである
「立命館大学国際平和ミュージアム」(以下平和ミュージアム)
の共同見学会を実施しました。
![]()
今回訪問した平和ミュージアムは、平和創造の面において
大学が果たすべき社会的責任を自覚し、平和創造の主体者を
はぐくむために設立されたという経緯があります。
また、立命館の建学の精神「自由と清新」及び教学理念である
「平和と民主主義」を象徴する世界で唯一の「大学立の平和博物館」です。
平和ミュージアム内には、「一五年戦争、現代の戦争及び平和を求めて」
というテーマのもと戦時中の人々の生活や、世界中で今なお続く紛争等の
戦地の様子を示す品々が展示されています。
参加した学生たちは見学を通じて普段なかなか知ることのできない
日本が参加した戦争の歴史、実情、背景を学び、これからの「平和な世界」
を実現するために何が必要なのかを考えるよいきっかけとなりました。
平和ミュージアム見学の前には、専攻の先生方から「スポーツと戦争」
をテーマに講義がなされ、スポーツは戦争から多大な影響を受けて発展
してきたという歴史や、戦時中は、国民意識の統制、健全な身体の生成、
国威発揚にスポーツが利用され、戦争という非常事態において
多様な変容を遂げてきたことなど、学生たちは戦争とスポーツとの
関係性についての知識を深めることもできました。
また、今回の見学では実際に戦争を体験した8名のボランティアの
方々から当時のお話、実体験をお聞きすることもでき、非常に
中身の濃い時間を過ごすことができました。
![]()
今回の見学に参加したスポーツ社会専攻1回生の辻本希光さんは、
「スポーツと戦争には明るい面と暗い面の2つがあります。
スポーツイベントは国際協力や平和を訴えるとともに、健全な身体の生成や
国威発揚、かつてはスポーツ選手も戦場へと送り出されたという経緯も持っています。
今日ミュージアムに行って、自分たちが今こうしてスポーツと社会、戦争について
学ぶことができる環境にあることを感謝しなければならないと痛感しました。」
と感想を語ったように、今回の見学は今後の学習の面においても学生たちに
大きな影響を与えたといえます。
スポーツ社会専攻では今後も、次代をリードする若者の育成のため、
また多様な角度からスポーツを捉える機会を創るために
今回のような企画を行っていく方針です。
※サブゼミ:学生が主体的に活動する場として「基礎演習」の後に
「学び」と「自治」のために設けている時間。
基礎演習の授業に必要な報告準備などのグループの自主研究、
また学生自治のため学園祭準備、クラス合宿、交流レクリエーションなど
クラス活動のためにも活用します