海保博之・楠見孝(編).(2006). 『心理学総合事典』(第10章 思考). 朝倉書店.
心理学が概観できる(「思考」の部分は私も執筆しています).
市川 伸一(編).(1996). 『認知心理学4 思考』. 東京大学出版会.
思考研究の概観に最適(私も執筆しています).
市川 伸一.(1997). 『考えることの科学』. 中公新書1345. 中央公論新社.
思考心理学の入門.
稲垣佳世子・鈴木宏昭・大浦容子(編).(2007). 『認知過程研究:知識の獲得とその利用』. 放送大学教育出版会.
大学院教材だが,最新の研究成果が紹介されており,突込んで勉強したい人に最適 (私も執筆しています).
H. カーニー.(1989). 『認知心理学講座3 問題解決』. 海文堂.
人工知能的観点も含んだ認知的研究の解説.
安西祐一郎.(1985). 『問題解決の心理学』. 中公新書757. 中央公論新社.
問題解決のわかりやすい入門書.
野崎 昭弘.(1980). 『詭弁論理学』. 中公新書448. 中央公論新社.
論理的推論研究の観点からも面白く読める.Henpelのパラドックスの話がある.
多鹿 秀継(編).(1994). 『認知と思考』. サイエンス社.
思考関係の章がいくつかある.
市川 伸一(編).(1996). 『確率の理解を探る──3囚人問題とその周辺』. 共立出版.
Bayes的な規範からはずれた思考に関する研究の解説.
繁桝 算男.(1995). 『意思決定の認知統計学』. 行動計量学シリーズ11. 朝倉書店.
意思決定における規範からの逸脱を数理的に説明.
辻 幸夫(編).(2001). 『ことばの認知科学事典』. 大修館書店.
言語関係のまとまった知識が得られる(私も執筆しています).
阿部 純一・桃内 佳雄・金子 康朗・李 光五.(1994). 『人間の言語情報処理──言語理解の認知科学』. サイエンス社.
言語理解モデルが詳しく解説されている.
大津 由紀雄(編).(1995). 『認知心理学3 言語』. 東京大学出版会.
認知心理学的な言語研究の解説.
酒井 邦嘉.(2002). 『言語の脳科学』. 中公新書1647. 中央公論新社.
脳科学的アプローチを中心に,言語の認知的研究全般がわかりやすく説明されている.
S. ピンカー.(1995). 『言語を生みだす本能(上・下)』. 日本放送出版協会.
引き込まれるように一気に読めてしまう.言語研究の面白さがわかる.
M. コール・S. スクリブナー.(1982). 『文化と思考』. サイエンス社.
言語と思考の問題には文化的要素が絡む.