□ 目的 一チーム4台の水上ロボットを操縦し,ゴールによる得点を2チームで競う.
□ フィールド
・大きさ:長さ4m×幅2m
中央にセンターラインを設ける
エンドラインから30cmの箇所にゴールラインを設ける
コーナーは半径20cmの円形とする(ボールが詰まらないように)
・水深 :20cm
・ゴール: 幅 60cm エンドラインにおける高さ50cm 横側と後側にはネットを張る 入り口に高さ22cm,幅60cmの板を固定
□ ボール
・一つのボール
・直径10cm
・発泡スチロール製
・白色
□ ロボット
・大きさ: 初期状態において,最大大きさB4サイズ スタート時点で,水に浮き,床に接触しないこと 高さ,重量に関する制限はなし. (参考:プレ大会用のコントロールボックス:縦90mm×横115mm)
・アーム:オプション(つけてもよい)
・モータ: 支給される4個のモータ,電池のみを用い, 他の動力源を用いてはならない. ゴムやバネ等,パッシブな要素は用いて良い.
□ 競技時間とゲーム進行
・ハーフ5分とし,前半,後半を行う.(得点制) 前半5分,休息2分,後半5分 ロスタイム無し
・同点の場合,2分間の休息後に,3分間の延長戦を行う. 休息2分,延長3分 延長戦は,始めに得点したチームの勝ちとする(Vゴール)
・決着がつかない場合 延長戦終了時に,ボールを相手サイドに押し込んでいる方 が勝ち
・競技開始 両サイドのゴールラインに整列する. 線審の一人はあらかじめ,ボールをセンターに置き,棒で押さえて おく. 審判の笛で,ゲーム開始
・ゴール: ボールがゴールエリアに入ったとき. ゴール後は,ゲームを中断し,再びゲームの開始プロセスを踏む.
□ 故障
ロボットが故障したときは,主審がインターフェアを宣告し,線審が拾い上 げる. 競技の進行中に,プレーヤーは,フィールド内に手を入れることはできない.
一度拾い上げられたロボットは,次の休憩時間まで,フィールド内に入れる ことはできない.
□ 罰則規定
・ボールがサイドラインを超えた場合 サイドラインを割った箇所から,相手側のワンタッチでプレイを再開
・ボールがエンドラインを割った場合 自陣のゴールラインを超えたときは,相手側のワンタッチで再開 相手側のゴールラインを超えたときは,ゲームを中断し,再びゲー
ムの開始プロセスを踏む.
・ボールの拘束を禁止する. ボールの拘束とは,同一チーム内の一台あるいは複数台のロボット により,相手チームがボールに触れない状況を作り出すことを指す.
ボールが拘束されているか否かは,主審が判定する. ボールを拘束した場合,主審は拘束を宣告し,ゲームの進行を止め ,相手側のワンタッチでプレイを再開. 同じチームが,セット中に二回ボールを拘束した場合,相手側に一
点を入れる.
・他機を攻撃した場合 相手側を故意に攻撃した場合,警告を与える.同一ロボットにおい て,警告が二回累積した場合,当該試合の出場を禁止する. ゲームの進行が不可能なダメージを相手ロボットに与えた場合,そ
のロボットは,即座に当該試合の出場を禁止する(レッドカード).