• 1959年 東京生まれ
  • 東洋大学社会学部卒業後に、アルバイト先の人が独立した図書館書誌データ制作会社に就職。その後9年ほど、サラリーマン生活を送る。
  • 仕事の過程で出会ったコンピュータにはまり、独学でMS-DOSからいろはを学ぶ。最初に購入したのはEPSON の98互換機と呼ばれる廉価パソコン。その後、Macintoshに出会い、以後両刀遣いに。ちなみに、最初に購入したMacはSE30だった。
  • 趣味が高じて仕事を辞め、フリーのインストラクタやライター業に転身。地獄を見る。しかし、縁あって東京女子大学で「マルチメディアを活用できる学生の育成研究」というプロジェクトの手伝いをすることに。そこで、「あまいチョコレート」というマルチメディア作品集を学生たちと作った。当時(1995)年では、女子大学生がマルチメディア作品を作るというのは珍しく、このプロジェクトに関わった学生の多くが、その後の就職に何かしらの影響を与えたようだ。「あまいチョコレート」はvol.1〜vol.3まで制作された。今でも、私の宝物の1つだ。
  • その後、法政大学や東洋大学でコンピュータ実習の非常勤講師をするようになったが、このころから漠然とメディアについてもっと体系的に学びたいという欲求が表れはじめた。
  • 1998年4月、東京での仕事を一切辞めて、関西大学大学院総合情報学研究科社会情報学研究コースに入学。地域情報化とメディアを学ぶプロジェクトに参加した。そこで、ラジオ研究に出会い、以後地域メディアとしてのラジオや有線放送の研究を始めるようになった。このラジオ研究と出会わせてくれた先生が、坂田の第一の恩師にあたる。
  • 修士論文では、近畿圏のコミュニティFM局への聞き取り調査を元に、局側が考えるコミュニティとはいったい何かを考察した。自分では、まったくの不出来だと思っている。できれば、世の中から抹殺したい。
  • さらに研究を深めるために、1年のブランクを経て2001年4月に中京大学大学院社会学研究科博士後期課程に進学。ここで、第二の恩師にあたる先生と共に、各地の有線放送やコミュニティFMの調査を行う。特に、北海道のコミュニティFMは、在学中に開局していた全ての局に聞き取り調査を実施した。どうしても大学の休み中に行くことになるが、夏はほとんど無く、真冬が多かった。このときの調査で知り合った方々とは、今でもおつきあい頂いている。
  • 2004年3月、博士論文を提出し、学位を取得。同時に、立命館大学産業社会学部助教授に採用された。44歳にして、初めての大企業(大規模大学)就職。ようやく2年目に突入し、本格的な教育・研究が始まる。
  • 以下、継続中。