自分にとって、第二次ガンプラブームの火付け役となった作品である。
1999年の夏前頃に作った。当時はまだそれほどマスターグレードの種類は出ておらず、見た中で一番かっこよさそうだったのがこのシャア専用ゲルググだった。
ゲルググ独特のフォルムとシャア専用の紅いカラーバランスは抜群である。
ストーリー中でもエルメスのララアとともに、ガンダムと戦い、ララアを失った後に一人退散するシャア専用ゲルググのシーンには感動深いものがある。

さて、作製に関しては、第一作目ということでまだ気合いも技術も熟しておらず、色塗りなし、隙間埋め無しでとにかく組み立てただけのものだった。しかし、昔と違い接着剤も必要とせずこれだけのプラモデルができてしまうマスターグレードの完成度に驚いてしまった。というわけで、それなりにかっこいい物ができたので、大学へ持っていき自分の机に飾って置いた。学生のみんなが興味を示してくれたことには驚いた。そして、ガンプラ友の会が生まれた。