論理学IL(2001年度前期)

成績分布表

  A B C D
1回生 30 39 22 6 97
2回生 16 18 19 3 56
3回生 18 14 6 6 44
4回生 2 6 7 9 24
5回生以上 2 2 3 2 9
68 79 57 26 230
割合 29.6% 34.3% 24.8% 11.3% 100%

評価方法

最終筆記試験の記号、式等で答える問題を50%、論述問題を25%、授業期間中の課題提出を25%としてポイント化し、62.5ポイント以上をA、43.75ポイント以上をB、25ポイント以上をCとし、それに満たないものはD(不合格)とした

講評

I-IV(記号、式等で答える問題)

論理結合子の意味や機能がわからないというものは論外として、一つの命題を表わす式の中で機能する条件記号('→')と、命題どうしの論理的帰結関係を表わす「ゆえに」の区別ができていない場合が多い。従って、推理の妥当性と命題ないし式のトートロジー性の区別もできないことになる。

V(論述問題)

心の働きを、感情の働きに限定して理解し、しかもことさらにそれを不合理なものととらえる傾向がある。知的な働きも心の一側面であり、論理は心と別のところにあるのではなく、心の働きに内在的なものであることに注意しよう。


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