論理学概論IL(2001年度前期)

成績分布表(レポート提出者中)

  A B C D
2回生 2 1 5 7 15
3回生 3 3 0 0 6
4回生 1 0 3 0 4
6 4 8 7 25
割合 24% 16% 32% 28% 100%

評価方法

提出されたレポートにもとづき、おおむねつぎのような基準によって評価した。出席のチェックは1回しかしていないので、評価の材料とはしなかった。

A 対象とする議論のまとめと、それに対する自分の見解の表明がおおむね理解可能な形で行なわれているもの。
B 議論のまとめ方あるいは自分の見解の表明のしかたに大きな欠陥があるもの。
C 一応筋道はつけてあるものの、非常に雑であるなど根本的に欠陥のあるもの。
D 単なる文献の抜き書きで何の結論もない、内容が授業と関係がないなど、評価の対象としえないもの。

講評

配布したプリントに明記した4つの注意:

・使用した参考文献を明記し、文献に書かれていることがらと自分で考えたことがらの区別をはっきりさせること。
・論じようとしている問題が何なのか、最初に、自分のことばではっきりと述べること。
・その問題に対する自分の意見や態度を明らかに表明すること。
・自分の意見や態度を根拠づける議論を示すこと。
のうち、とくに目立つのは4番目の点の弱さ。A評価を与えたものでも、自分の意見が、単に述べられるだけでなく、説明され、根拠づけられているものはごくわずかである。
参照文献の表記のしかたなど、レポートの書き方の基本ルールが守られていない場合が多い。とくに2回生の人たちに、レポートとは何であり、何のために書くのかがわかっていないのではないかと思われる例が目立つ。
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